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日本語検定 2級「敬語」の一問一答

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📖 日本語検定 2級「敬語」の全63問と解説(一覧)

日本語検定 2級の敬語に関する一問一答(全63問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.取引先に対して「先日はありがとうございました」と伝える際、社外の相手への敬意を表す最も適切な表現はどれか。

    • ア.先日は誠にありがとうございました
    • イ.先日はどうもありがとうね
    • ウ.先日はサンキューでした
    • エ.先日はあざっした

    正解:ア.先日は誠にありがとうございました

    解説:社外の相手には丁寧で改まった表現を用いる。「誠に」を添えた「ありがとうございました」が最も適切。他はくだけすぎており、ビジネス場面では不適切である。

  2. 問2.上司に書類を見てもらいたいときの適切な敬語表現はどれか。

    • ア.見てもらっていいですか
    • イ.お目通しいただけますでしょうか
    • ウ.目を通してくれる?
    • エ.チェックよろしく

    正解:イ.お目通しいただけますでしょうか

    解説:「お目通しいただく」は「見てもらう」の謙譲表現で、上司への依頼にふさわしい。他はくだけており目上の相手には不適切である。

  3. 問3.「言う」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.申す
    • イ.申し上げる
    • ウ.おっしゃる
    • エ.拝聴する

    正解:ウ.おっしゃる

    解説:「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で、相手の動作を高める。「申す」「申し上げる」は謙譲語、「拝聴する」は「聞く」の謙譲語である。

  4. 問4.「行く」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.いらっしゃる
    • イ.おいでになる
    • ウ.お越しになる
    • エ.参る

    正解:エ.参る

    解説:「参る」は「行く・来る」の謙譲語。「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」はいずれも尊敬語である。

  5. 問5.「見る」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.ご覧になる
    • イ.見させていただく
    • ウ.お目にかかる
    • エ.拝見する

    正解:ア.ご覧になる

    解説:「ご覧になる」は「見る」の尊敬語。「拝見する」は謙譲語、「お目にかかる」は「会う」の謙譲語である。

  6. 問6.「食べる」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.いただく
    • イ.召し上がる
    • ウ.頂戴する
    • エ.食する

    正解:イ.召し上がる

    解説:「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語。「いただく」「頂戴する」は謙譲語である。

  7. 問7.「もらう」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.くださる
    • イ.お受け取りになる
    • ウ.いただく
    • エ.差し上げる

    正解:ウ.いただく

    解説:「いただく」は「もらう」の謙譲語。「くださる」は「くれる」の尊敬語、「差し上げる」は「与える・あげる」の謙譲語である。

  8. 問8.「知っている」を相手に対する尊敬語で言う場合、正しいものはどれか。

    • ア.存じております
    • イ.承知しております
    • ウ.存じ上げております
    • エ.ご存じです

    正解:エ.ご存じです

    解説:「ご存じです」は「知っている」の尊敬語。「存じております」「存じ上げております」「承知しております」はいずれも謙譲表現である。

  9. 問9.自分が相手の名前を知っていることを謙譲語で述べる場合、正しいものはどれか。

    • ア.存じ上げております
    • イ.知っていらっしゃいます
    • ウ.お知りになっています
    • エ.ご存じです

    正解:ア.存じ上げております

    解説:人物について「知っている」の謙譲語は「存じ上げる」。物事の場合は「存じる」を用いる。「ご存じ」は尊敬語である。

  10. 問10.「会う」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.お会いになる
    • イ.お目にかかる
    • ウ.会われる
    • エ.ご面会なさる

    正解:イ.お目にかかる

    解説:「お目にかかる」は「会う」の謙譲語で、目上の人に会う自分の動作をへりくだって表す。他はすべて尊敬表現である。

  11. 問11.「する」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.いたす
    • イ.つかまつる
    • ウ.なさる
    • エ.させていただく

    正解:ウ.なさる

    解説:「なさる」は「する」の尊敬語。「いたす」「つかまつる」は謙譲語、「させていただく」も謙譲表現である。

  12. 問12.「くれる」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.いただく
    • イ.賜る
    • ウ.頂戴する
    • エ.くださる

    正解:エ.くださる

    解説:「くださる」は「くれる」の尊敬語で、相手が自分に何かをしてくれる動作を高める。「いただく」「賜る」「頂戴する」は謙譲語である。

  13. 問13.次のうち二重敬語にあたる誤った表現はどれか。

    • ア.お読みになられる
    • イ.ご覧になる
    • ウ.お読みになる
    • エ.お読みください

    正解:ア.お読みになられる

    解説:「お読みになられる」は尊敬語「お読みになる」に尊敬の助動詞「れる」を重ねた二重敬語で誤り。「お読みになる」で十分である。

  14. 問14.次のうち二重敬語として不適切なものはどれか。

    • ア.おっしゃる
    • イ.おっしゃられる
    • ウ.お聞きになる
    • エ.ご説明になる

    正解:イ.おっしゃられる

    解説:「おっしゃられる」は尊敬語「おっしゃる」に「れる」を加えた二重敬語で誤り。「おっしゃる」のみが正しい。

  15. 問15.飲食店で店員が客に言う「こちらコーヒーになります」という表現の問題点はどれか。

    • ア.敬語が不足している
    • イ.謙譲語の誤用である
    • ウ.「なります」の使い方が誤っており「でございます」が適切
    • エ.二重敬語である

    正解:ウ.「なります」の使い方が誤っており「でございます」が適切

    解説:「なります」は変化を表す語で、提供する物を指すには不適切。「こちらがコーヒーでございます」が正しい。いわゆるバイト敬語の代表例である。

  16. 問16.店員の「千円からお預かりします」の問題点はどれか。

    • ア.「お預かりします」が誤り
    • イ.尊敬語を使うべき場面である
    • ウ.二重敬語である
    • エ.「から」が不要で「千円お預かりします」が適切

    正解:エ.「から」が不要で「千円お預かりします」が適切

    解説:金額に「から」を付けるのは不適切。「千円お預かりします」が正しい。これもバイト敬語として知られる誤用である。

  17. 問17.「ご注文の品はおそろいになりましたか」の問題点はどれか。

    • ア.品物に尊敬語を使っており不適切
    • イ.謙譲語を使うべき
    • ウ.丁寧すぎる
    • エ.問題はない

    正解:ア.品物に尊敬語を使っており不適切

    解説:「おそろいになる」は人を敬う尊敬語で、品物に用いるのは不適切。「ご注文の品はすべておそろいでしょうか」などとする。

  18. 問18.「よろしかったでしょうか」を注文確認で使うことの問題点はどれか。

    • ア.敬意が不足している
    • イ.過去形が不適切で「よろしいでしょうか」が適切
    • ウ.二重敬語である
    • エ.謙譲語の誤りである

    正解:イ.過去形が不適切で「よろしいでしょうか」が適切

    解説:確認は現在の事柄なので過去形「よろしかった」は不自然。「ご注文は以上でよろしいでしょうか」が適切。バイト敬語の典型である。

  19. 問19.社外の人に自社の上司(部長)の行動を述べるとき、適切な表現はどれか。

    • ア.部長はただいま外出されています
    • イ.田中部長は外出なさっています
    • ウ.田中はただいま外出しております
    • エ.部長の田中さんは外出中です

    正解:ウ.田中はただいま外出しております

    解説:社外の人に対しては身内である上司に敬称・尊敬語を用いず、謙譲表現で述べる。役職を付けず呼び捨てにし「外出しております」とするのが正しい。

  20. 問20.取引先に自社の社長について述べる際、適切なものはどれか。

    • ア.社長はただいま席を外しております
    • イ.社長様はただいま席を外されています
    • ウ.うちの社長は外していますよ
    • エ.弊社社長は席を外しております

    正解:エ.弊社社長は席を外しております

    解説:社外には身内に尊敬語を使わない。「弊社社長は席を外しております」のように謙譲表現を用いる。「社長様」「外されて」は身内への敬語で誤り。

  21. 問21.電話を取り次ぐとき「少々お待ちください」に続けて適切なのはどれか。

    • ア.ただいま代わりますので
    • イ.ただいまお代わりになりますので
    • ウ.ただいま代わられますので
    • エ.ただいまお代わりしますので

    正解:ア.ただいま代わりますので

    解説:取り次ぐ自分側の動作なので謙譲または丁寧に「代わります」とする。「お代わりになる」「代わられる」は尊敬語で身内に用いるのは誤りである。

  22. 問22.相手に資料を送ってほしいと依頼する際、最も適切な表現はどれか。

    • ア.資料を送ってください
    • イ.資料をお送りいただけますでしょうか
    • ウ.資料を送らせてください
    • エ.資料を送付してやってください

    正解:イ.資料をお送りいただけますでしょうか

    解説:「お送りいただけますでしょうか」は相手の動作を高めつつ丁寧に依頼する表現。「お送りいただく」は「送ってもらう」の謙譲+尊敬の組み合わせとして適切である。

  23. 問23.自分が資料を相手に送ることを伝える際、適切な表現はどれか。

    • ア.資料をお送りになります
    • イ.資料を送付なさいます
    • ウ.資料をお送りいたします
    • エ.資料を送られます

    正解:ウ.資料をお送りいたします

    解説:自分の動作なので謙譲語「お送りいたします」を用いる。「お送りになる」「送られる」「なさる」はいずれも尊敬語で誤りである。

  24. 問24.上司に何かを尋ねるとき、適切な表現はどれか。

    • ア.お尋ねになりたいのですが
    • イ.お聞きになってもよろしいですか
    • ウ.聞いていいですか
    • エ.お聞きしてもよろしいでしょうか

    正解:エ.お聞きしてもよろしいでしょうか

    解説:自分が尋ねる動作なので謙譲語「お聞きする」を用いる。「お聞きになる」は尊敬語で相手の動作に使うため誤りである。

  25. 問25.目上の人に「どうぞ食べてください」と勧めるとき、適切なものはどれか。

    • ア.どうぞ召し上がってください
    • イ.どうぞ頂戴してください
    • ウ.どうぞいただいてください
    • エ.どうぞ食べられてください

    正解:ア.どうぞ召し上がってください

    解説:勧める相手の動作なので尊敬語「召し上がる」を用いる。「いただく」「頂戴する」は謙譲語で相手に使うのは誤りである。

  26. 問26.「了解しました」を目上の相手に使うことについて、より適切とされる表現はどれか。

    • ア.オーケーです
    • イ.かしこまりました
    • ウ.了解っす
    • エ.わかったよ

    正解:イ.かしこまりました

    解説:目上の相手には「かしこまりました」「承知しました」が適切とされる。「了解」は対等以下に使うことが多く、目上には避けるのが無難である。

  27. 問27.丁重語(自分の動作を丁重に述べ聞き手に敬意を表す語)にあたるものはどれか。

    • ア.召し上がる
    • イ.おっしゃる
    • ウ.参る
    • エ.ご覧になる

    正解:ウ.参る

    解説:「参る」「申す」「いたす」などは丁重語(謙譲語II)で、動作の向かう先ではなく聞き手への敬意を表す。他は尊敬語である。

  28. 問28.美化語にあたるものはどれか。

    • ア.お客様
    • イ.おっしゃる
    • ウ.ご説明する
    • エ.お料理

    正解:エ.お料理

    解説:美化語は物事を上品に述べる語で「お料理」「お茶」などが該当。相手を高める尊敬語や自分を低める謙譲語とは区別される。

  29. 問29.相手の会社を指す敬称として適切なものはどれか(書き言葉)。

    • ア.貴社
    • イ.当社
    • ウ.弊社
    • エ.小社

    正解:ア.貴社

    解説:相手の会社は書き言葉で「貴社」、話し言葉で「御社」と呼ぶ。「弊社」「当社」「小社」は自分の会社を指す語である。

  30. 問30.メールの結びとして適切な敬語表現はどれか。

    • ア.よろしくね
    • イ.よろしくお願い申し上げます
    • ウ.頼んだよ
    • エ.お願いされます

    正解:イ.よろしくお願い申し上げます

    解説:ビジネスメールの結びは「よろしくお願い申し上げます」が丁寧で適切。他はくだけすぎ、あるいは誤用である。

  31. 問31.上司に対して自分の家族の話をするとき、家族への敬語の扱いとして正しいものはどれか。

    • ア.父がおっしゃっていました
    • イ.お父様が言われました
    • ウ.父が申しておりました
    • エ.父が言われていました

    正解:ウ.父が申しておりました

    解説:自分の身内である父には尊敬語を使わず謙譲表現で述べる。「父が申しておりました」が正しい。

  32. 問32.「させていただく」を適切に使えるのはどの場合か。

    • ア.相手の許可や恩恵に関わりなく自分が一方的に行う場合
    • イ.物事を美化する場合
    • ウ.相手の動作を高める場合
    • エ.相手の許可を得て行い自分に恩恵がある場合

    正解:エ.相手の許可を得て行い自分に恩恵がある場合

    解説:「させていただく」は相手の許可を得て行い、そのことで自分が恩恵を受ける場合に用いるのが本来の用法。許可も恩恵も無い場面での多用は不適切とされる。

  33. 問33.「休まさせていただきます」の問題点はどれか。

    • ア.「さ」が余分で「休ませていただきます」が正しい
    • イ.「いただく」が誤り
    • ウ.尊敬語にすべき
    • エ.二重敬語である

    正解:ア.「さ」が余分で「休ませていただきます」が正しい

    解説:五段動詞「休む」は「休ませる」が正しく、「休まさせる」は「さ」が余分な「さ入れ言葉」で誤りである。

  34. 問34.「お読みになられますか」を正しい一重の尊敬語に直したものはどれか。

    • ア.お読みしますか
    • イ.お読みになりますか
    • ウ.拝読されますか
    • エ.お読みいたしますか

    正解:イ.お読みになりますか

    解説:「お読みになられる」は二重敬語。「お読みになる」または「読まれる」の一方で十分。「お読みする」系は謙譲語で誤りである。

  35. 問35.来客に椅子を勧める適切な表現はどれか。

    • ア.こちらにお座りしてください
    • イ.こちらに座られてやってください
    • ウ.こちらにお掛けください
    • エ.こちらにお座りになられてください

    正解:ウ.こちらにお掛けください

    解説:「お掛けください」が自然で適切な尊敬表現。「お座りして」は謙譲の型で誤り、「お座りになられて」は二重敬語である。

  36. 問36.上司から指示を受けたときの返事として最も適切なものはどれか。

    • ア.わかりました
    • イ.了解です
    • ウ.オッケーです
    • エ.承知いたしました

    正解:エ.承知いたしました

    解説:「承知いたしました」「かしこまりました」が目上への返事として最も適切。「了解です」「オッケー」は目上には避けるのが無難である。

  37. 問37.相手の到着時刻を尋ねる尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.何時にいらっしゃいますか
    • イ.何時に参りますか
    • ウ.何時に参られますか
    • エ.何時に伺いますか

    正解:ア.何時にいらっしゃいますか

    解説:相手の動作なので尊敬語「いらっしゃる」を用いる。「参る」「伺う」は謙譲語で相手に使うのは誤りである。

  38. 問38.自分が相手のところへ行くことを伝える謙譲表現として正しいものはどれか。

    • ア.後ほどいらっしゃいます
    • イ.後ほど伺います
    • ウ.後ほどお越しになります
    • エ.後ほど参られます

    正解:イ.後ほど伺います

    解説:自分の動作なので謙譲語「伺う」「参る」を用いる。「いらっしゃる」「お越しになる」は尊敬語で誤りである。

  39. 問39.取引先からの褒め言葉に対する返答として適切なものはどれか。

    • ア.そうですか
    • イ.当然です
    • ウ.恐れ入ります
    • エ.知っています

    正解:ウ.恐れ入ります

    解説:褒められたときは「恐れ入ります」と謙遜して受けるのが適切。「当然です」などは傲慢に響き不適切である。

  40. 問40.「ご持参ください」という表現について正しい説明はどれか。

    • ア.相手に使える理想的な尊敬表現である
    • イ.完全に誤りで通じない
    • ウ.美化語である
    • エ.「持参」は本来へりくだる語で相手の動作には不向きとされる

    正解:エ.「持参」は本来へりくだる語で相手の動作には不向きとされる

    解説:「持参」は本来自分がへりくだって持っていく意を含むため、相手に使うのは適切でないとされる。「お持ちください」とするのが無難である。

  41. 問41.「賜る」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.もらう・与えられるの謙譲語
    • イ.与えるの尊敬語
    • ウ.聞くの尊敬語
    • エ.するの謙譲語

    正解:ア.もらう・与えられるの謙譲語

    解説:「賜る」は「もらう」の謙譲語(また「与える」の尊敬語)で、目上から何かを受ける意を改まって表す。あいさつ文で「ご高配を賜り」などと用いる。

  42. 問42.次の文の敬語が正しいものはどれか。

    • ア.お客様が申されました
    • イ.お客様がおっしゃいました
    • ウ.お客様が申し上げました
    • エ.お客様が申しておりました

    正解:イ.お客様がおっしゃいました

    解説:相手であるお客様の動作なので尊敬語「おっしゃる」を用いる。「申す」「申し上げる」は謙譲語で誤り、「申される」も不適切である。

  43. 問43.「拝啓」で始まる手紙の結語として正しいものはどれか。

    • ア.かしこ
    • イ.草々
    • ウ.敬具
    • エ.以上

    正解:ウ.敬具

    解説:「拝啓」で始めた手紙は「敬具」で結ぶのが正式。「草々」は「前略」と対応する。頭語と結語の組み合わせに注意する。

  44. 問44.次のうち敬語の種類として「謙譲語I」にあたるものはどれか。

    • ア.参る
    • イ.お料理
    • ウ.です・ます
    • エ.伺う

    正解:エ.伺う

    解説:「伺う」は動作の向かう相手を高める謙譲語I。「参る」は聞き手に敬意を表す謙譲語II(丁重語)、「です・ます」は丁寧語、「お料理」は美化語である。

  45. 問45.「ご覧に入れる」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.見せるの謙譲語
    • イ.見るの尊敬語
    • ウ.見られるの受身
    • エ.見るの丁寧語

    正解:ア.見せるの謙譲語

    解説:「ご覧に入れる」「お目にかける」は「見せる」の謙譲語で、自分が相手に見せる動作をへりくだって表す。「ご覧になる」(見るの尊敬語)と混同しないこと。

  46. 問46.「おっしゃる」は「言う」の尊敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「おっしゃる」は相手の「言う」動作を高める尊敬語であり、正しい。自分の「言う」には謙譲語「申す」「申し上げる」を用いる。

  47. 問47.「拝見する」は「見る」の尊敬語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「拝見する」は「見る」の謙譲語である。相手の「見る」を高める尊敬語は「ご覧になる」である。

  48. 問48.社外の人に対して自社の上司の動作を述べるときは、上司に尊敬語を使わず謙譲表現で述べる。

    正解:○(正しい)

    解説:社外の人には身内である上司を立てず、「部長は外出しております」のように謙譲表現で述べるのが正しい敬語の使い方である。

  49. 問49.「とんでもございません」は文法的に最も規範的な形である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「とんでもない」は一語の形容詞なので、本来は「とんでもないことでございます」が規範的とされる。慣用的には広く使われている。

  50. 問50.「お読みになられる」は二重敬語であり、規範的には避けるべき表現である。

    正解:○(正しい)

    解説:「お読みになる」(尊敬語)に「れる」(尊敬の助動詞)を重ねた二重敬語で、規範的には「お読みになる」とするのが正しい。

  51. 問51.「参る」は「行く・来る」の尊敬語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「参る」は「行く・来る」の謙譲語(丁重語)である。相手の「行く・来る」を高める尊敬語は「いらっしゃる」である。

  52. 問52.「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「召し上がる」は相手の「食べる・飲む」動作を高める尊敬語であり、正しい。自分には謙譲語「いただく」を用いる。

  53. 問53.「いただいてください」は相手に飲食を勧める表現として適切である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「いただく」は謙譲語で自分の動作に使う。相手に勧めるなら尊敬語「召し上がってください」が適切である。

  54. 問54.「お名前を頂戴できますか」は名前を尋ねる表現としてやや不適切とされる。

    正解:○(正しい)

    解説:「頂戴する」は物をもらう意なので名前には不向き。「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」とするのが適切とされる。

  55. 問55.「ご持参ください」は相手の動作に使う敬語として最も適切である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「持参」は本来へりくだる意を含むため相手の動作には不向きとされ、「お持ちください」とするのが無難である。

  56. 問56.「お疲れ様です」は目上の相手にも比較的広く使えるねぎらいの表現とされる。

    正解:○(正しい)

    解説:「お疲れ様です」は同僚や目上にも比較的広く使える。一方「ご苦労様」は本来目上から目下へ用いる語とされる。

  57. 問57.外来語には原則として「お」を付けないので、「おビール」は不適切とされる。

    正解:○(正しい)

    解説:「ビール」などの外来語には原則「お」を付けない。「おビール」は不適切とされる。和語・漢語には付くものが多い。

  58. 問58.「貴社」は自分の会社をへりくだって指す語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「貴社」は相手の会社を敬って指す語である。自分の会社をへりくだって指すのは「弊社」である。

  59. 問59.「存じ上げる」は人物について「知っている」をへりくだって述べる謙譲語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「存じ上げる」は人物に対する「知っている」の謙譲語。物事には「存じる」を用い、尊敬語は「ご存じ」である。

  60. 問60.「了解しました」は目上の相手に対して最もふさわしい返答とされる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、目上には「承知しました」「かしこまりました」がふさわしいとされ、「了解」は対等以下に使うことが多い。

  61. 問61.「拝啓」で始めた手紙は「敬具」で結ぶのが正式である。

    正解:○(正しい)

    解説:頭語「拝啓」には結語「敬具」が対応する。「前略」には「草々」が対応するなど、頭語と結語は組み合わせが決まっている。

  62. 問62.「お送りいたします」は自分が送る動作をへりくだって述べる謙譲表現である。

    正解:○(正しい)

    解説:「お送りいたします」は「お~する」+「いたす」で自分の動作をへりくだる謙譲表現であり、正しい。相手の動作には「お送りになる」を用いる。

  63. 問63.「千円からお預かりします」は金銭の授受で最も正しい敬語表現である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、金額に「から」を付けるのは不適切で「千円お預かりします」とする。いわゆるバイト敬語の典型例である。