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英検準2級 過去問の傾向と対策【出題形式・例題・英作文と面接の進め方】

英検準2級の一次試験は、リーディング・ライティング(英作文)・リスニングの3つで構成され、一次に合格すると対面式の二次面接(スピーキング)に進みます。出題される形式(パターン)は毎回ほぼ決まっているので、形式ごとの解き方を知っておくだけで、ぐんと解きやすくなります。この記事では、準2級でよく出る出題パターンと、はじめての人でもわかる対策を、編集部の自作例とともに紹介します。3級より一段難しく、長文の読解量が増え、不定詞・分詞・関係詞・仮定法などの高校英語の文法、本格的な英作文、面接が問われるのが特徴です。

※検定料・試験日程・出題形式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。なお、本記事の例題はすべて編集部が作成した自作の英文で、実際の過去問の本文ではありません。

英検準2級の出題形式(全体像)

英検準2級は、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と、それに合格した人が受ける二次試験(対面の面接)の二段階で行われます。まずは一次試験の出題形式を表で確認しましょう。

技能大問出題形式
リーディング大問1短文の語句空所補充(単語・熟語・文法を選ぶ)
大問2長文の語句空所補充(文章の空所に合う語句・表現を選ぶ)
大問3長文の内容一致(Eメール・説明文などを読み、内容に合う答えを選ぶ)
ライティング英作文質問(QUESTION)に対し、自分の考えと理由を英語で書く
リスニング第1部会話の応答文選択(会話を聞き、最後に合う応答を選ぶ)
第2部会話・文の内容一致(会話やまとまった英文を聞き、内容に合う答えを選ぶ)

出題のパターンは毎回ほぼ同じなので、「次にどんな問題が出るか」が分かっていると本番であわてずに解けます。3級との大きな違いは、長文の読解量が増えること、そして大問2が「会話文の空所補充」から「長文の語句空所補充」へと変わり、文章全体の流れを読む力が問われることです。次から、それぞれの形式を例とともにくわしく見ていきましょう。

リーディングの出題パターンと対策

大問1:短文の語句空所補充(文法・語彙)

1つの短い英文の中に空所が1か所あり、そこに入るいちばん合う単語・熟語・文法を4つの選択肢から選ぶ問題です。準2級では3級の基本に加えて、不定詞・分詞・関係詞・仮定法・現在完了進行形などの文法や、一段レベルの上がった語彙・熟語が問われます。

自作の例で見てみましょう。

例題(自作)If I (  ) more time, I would travel around the world.
1. have 2. had 3. will have 4. having
考え方「もし〜なら…だろう(would)」の仮定法の文。If のあとは過去形にします。答えは 2. had

対策:「If 〜 過去形, … would 動詞の原形=仮定法」のように、文法のサイン(合図となる言葉)と形を結びつける練習が有効です。準2級で増える語彙・熟語は、こまめに一問一答でふやしておきましょう。

大問2:長文の語句空所補充

準2級では3級の「会話文の空所補充」に代わり、まとまった文章(説明文・物語文など)の中の空所に合う語句や表現を選ぶ問題が出ます。文章全体の流れや前後のつながりを読み取る力が必要です。

例題(自作)本文(自作):「Many young people use smartphones every day. (  ), some experts worry that they spend too much time on screens.」
1. For example 2. However 3. Because 4. Finally
考え方前は「毎日使う」、後ろは「使いすぎを心配する」と逆の内容。逆接でつなぐのが自然なので答えは 2. However(しかし)

対策:空所の前後の文のつながり(順接・逆接・例示・理由など)に注目しましょう。However / For example / Because / Therefore など、文と文をつなぐ言葉(つなぎ語)の意味を覚えておくと、空所に合う語句を選びやすくなります。

大問3:長文の内容一致(Eメール・説明文)

準2級では長文を読んで内容に合う答えを選ぶ問題の比重が増えます。友人同士やお店とのEメール、人物・社会・自然などを説明する文章が出題され、本文も3級より長くなります。

例題(自作)説明文(自作):「The city library started a new program last month. Students can borrow up to ten books and keep them for three weeks.」
質問:How many books can students borrow?
考え方本文に「up to ten books」とあるので、答えは Up to ten.(最大10冊)

対策設問(質問)を先に読んでから本文を探すと、必要な情報を素早く見つけられます。数・日時・理由・人物などのキーワードに印をつけながら読む練習をしましょう。段落ごとに「何の話か」を一言でメモすると、長い文章でも整理しやすくなります。

ライティング(英作文)の対策

準2級の英作文は、与えられた質問(QUESTION)に対して自分の考えと、その理由を英語で書く形式です。難しい単語や長い文を無理に書く必要はありません。習った文法でミスのない文を、決まった「型」に沿って並べるのが安全です。3級より、理由に具体例を添えるなど、もう一歩ふみこんだ内容が求められます。

おすすめの型① 自分の考えを1文(質問に対する立場をはっきり示す)
② 理由を2つ(Because 〜 / Also 〜 でつなぎ、具体例を添える)
③ まとめを1文(For these reasons 〜 などで締める)
書き方の例(自作)質問:Do you think students should study English every day?
① I think students should study English every day.
② First, they can remember words better by studying a little every day. Also, daily practice helps them speak more smoothly.
③ For these reasons, I think studying English every day is a good idea.

対策のポイント

※当サイトの一問一答は語彙・熟語・文法・会話が対象のため、英作文そのものの添削は行っていませんが、英作文に必要な単語・文法は一問一答で固められます。

リスニングの出題パターンと対策

リスニングは配点の大きな割合を占めます。英語の音に耳を慣らしておくことが、何よりの対策です。準2級のリスニングには、次の2つの部があります。3級より会話・英文が少し長く、内容も具体的になります。

第1部:会話の応答文選択

2人の会話が読まれ、その最後の文に合う応答を、放送される選択肢から選びます。問題用紙に選択肢の文字はなく、すべて耳で聞いて答えます。

例題(自作)放送:A:「How was your trip to Kyoto?」 B:「(  )」
選択肢(放送):1. It was great. I saw many temples. 2. Yes, I will go. 3. It's near the station.
考え方「京都旅行はどうだった?」には感想で答えるのが自然。答えは 1. It was great. I saw many temples.

対策:「How(どうだった)」「When(いつ)」「Why(なぜ)」などの疑問詞や、会話の場面を聞き取れるようにしましょう。最初のことばが聞き取れれば、合う答えが選べます。

第2部:会話・文の内容一致

少し長めの会話や、1人が話すまとまった英文(説明・お知らせなど)を聞き、そのあとに読まれる質問の答えを選びます。「だれが」「何を」「いつ」「どこで」「なぜ」など、内容を聞き取ることが大切です。

例題(自作)放送:「Tom wanted to join the soccer club, but he hurt his leg last week. So he decided to join the art club instead.」
質問:Which club did Tom decide to join?
考え方「足をけがしたので、代わりに美術部に入ることにした」と言っています。答えは The art club.(美術部)

対策:会話やお知らせのキーワード(時・場所・行動・理由など)に注意して聞きましょう。聞いた英語を声に出してまねする音読・シャドーイングを続けると、聞き取る力が伸び、面接の発話練習にもなります。

二次面接(スピーキング)の流れと対策

一次試験に合格すると、後日の二次面接に進みます。準2級の面接は、面接官と1対1の対面形式で、おおむね次の流れで進みます。3級より英文・質問がやや長く、答える内容にも少し説明が求められます。

  1. パッセージの黙読と音読 — 渡されたカードの短い英文を黙読し、声に出して読みます。
  2. パッセージについての質問 — 読んだ英文の内容について質問されます。
  3. イラストについての質問 — カードのイラストを見て、人物が何をしているかなどを答えます。
  4. 受験者自身についての質問 — あなた自身のこと(好きなこと・考え・予定など)を英語で聞かれます。

対策のポイント

過去問演習の進め方(5ステップ)

出題形式が分かったら、実際に問題を解いて慣れていきましょう。次の5つのステップで進めると、力がしっかり身につきます。

  1. ステップ1:時間を計って一次1回分を解く — 本番と同じように、リーディング・英作文・リスニングを通して解いてみます。
  2. ステップ2:答え合わせをして、まちがいに印をつける — どの技能・形式で間違えたかをメモします。
  3. ステップ3:まちがえた問題の理由を確認する — 「単語を知らなかった」「仮定法・分詞の文法があいまいだった」「長文を読み切れなかった」など、原因をはっきりさせます。
  4. ステップ4:苦手な分野を集中して復習する — 当サイトの一問一答で、間違えた分野(単語・熟語・文法・会話など)をくり返し練習します。
  5. ステップ5:英作文と面接も声に出して練習する — 英作文は型に沿って書き、面接は音読と応答を声に出して仕上げます。

このサイクルを2〜3回分くり返すと、出題形式にしっかり慣れて、本番でもあわてずに解けるようになります。

当サイトの一問一答との併用がおすすめ

過去問演習で見つかった苦手分野は、当サイトの一問一答でピンポイントに練習できます。英検準2級でよく出る語彙・熟語・文法(不定詞・分詞・関係詞・仮定法など)・会話表現をそろえているので、過去問とあわせて使うと効果的です。

くわしい勉強の進め方は勉強法ガイドを、用語の意味は用語集を、よくある質問はFAQを参考にしてください。

英検準2級の出題パターンを一問一答で練習しよう!
英検準2級 一問一答 →

まとめ

英検準2級の過去問対策は、「出題形式を知る → 形式ごとに解き方を覚える → 演習でくり返す」の流れが基本です。ポイントをおさらいします。

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