英検準2級 会話・場面表現:買い物・電話・予約・苦情・提案・依頼など
英検準2級では、Would you mind 〜?(〜していただけますか?)や It's up to you.(あなた次第です)のような、3級より一歩進んだ会話・場面表現がよく出ます。これらは「問いかけ」と「応答」がセットになった決まり文句です。準2級では、苦情対応や予約のような少し込み入った場面や、How come 〜?(どうして?)のような口語の慣用表現が増えます。この章では、買い物・電話・予約・苦情・提案・依頼などの場面別に、問いかけと答え方を整理します。同じ表現はリスニングでもよく出るので、声に出して覚えていきましょう。
※出題範囲は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
英検準2級の会話・場面表現とは?
英検準2級の会話表現は、高校生レベルの、ややていねいで込み入ったやりとりが中心です。リーディングでは「A さんがこう言ったら、B さんは何と答える?」という形でよく出ます。3級との違いは、ていねいな依頼(Would you mind 〜?)・申し出(Would you like me to 〜?)・苦情への対応のように、相手への気づかいや交渉の表現が増えることです。決まり文句(フレーズ)ごとに覚えるのが近道です。
覚え方のコツは、「問いかけ」と「応答」をペアで覚えることです。たとえば「Would you mind opening the window?(窓を開けていただけますか?)」には「Not at all.(いいですよ)」と答える、というように組み合わせで頭に入れると、本番でもすぐ答えが選べます。
場面別 会話表現リスト
① ていねいな依頼(Would you mind 〜? / Could you possibly 〜?)
「〜していただけますか?」とていねいにお願いするときの表現です。Would you mind 〜ing? への「いいですよ」は Not at all.(断るときに No が使われる点に注意)。
| 問いかけ | 応答 |
|---|---|
| Would you mind opening the window? | Not at all.(いいですよ。)/ Of course not.(もちろん。) |
| Could you possibly help me? | Sure, no problem.(もちろんです。) |
② 申し出・提案(Would you like me to 〜? / Why don't you 〜?)
「〜しましょうか?」と申し出たり、「〜したらどう?」と提案したりする表現です。
| 問いかけ | 応答 |
|---|---|
| Would you like me to carry your bag? | Yes, please.(はい、お願いします。)/ No, thanks. I'm fine.(いえ、大丈夫です。) |
| Why don't you ask the staff? | That's a good idea.(それはいい考えだね。) |
③ 予約・問い合わせ
レストランやホテルを予約したり、問い合わせたりするときの表現です。
| 問いかけ | 応答 |
|---|---|
| I'd like to make a reservation for two. | For what time?(何時のご予約ですか?) |
| Do you have a table available at seven? | Let me check.(確認いたします。) |
| I'd like to book a room for tonight. | How many nights?(何泊ですか?) |
④ 買い物・交換
お店で商品を選んだり、交換・返品をお願いしたりするときの表現です。
| 問いかけ | 応答 |
|---|---|
| Do you have this in a larger size? | Let me check the stock.(在庫を確認します。) |
| I'd like to return this. It doesn't fit. | Do you have the receipt?(レシートはお持ちですか?) |
| Can I get a refund? | Sure, I'll process it.(はい、手続きします。) |
⑤ 電話
電話をかけたり、受けたりするときの決まった表現です。
| 問いかけ・言葉 | 応答・意味 |
|---|---|
| Could I speak to Mr. Brown, please? | I'm afraid he's out right now.(あいにく外出中です。) |
| Could you tell him to call me back? | Sure, I'll give him the message.(伝言を伝えます。) |
| Hold on a moment, please. | 少々お待ちください。 |
⑥ 苦情・トラブル対応
問題が起きたときに伝えたり、対応したりするときの表現です。
| 問いかけ・言葉 | 応答・意味 |
|---|---|
| There's something wrong with this. | これは何かおかしいです。 |
| I'm afraid this isn't what I ordered. | これは注文した物とちがうようです。 |
| I'm sorry for the inconvenience. | ご不便をおかけして申し訳ありません。 |
| We'll replace it right away. | すぐに交換いたします。 |
⑦ 口語の慣用表現
日常会話でよく使う、決まった言い回しです。意味をそのまま覚えましょう。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| How come? | どうして?(=Why? のくだけた言い方) |
| It's up to you. | あなた次第です。/お任せします。 |
| Why not? | いいね。(提案への賛成) |
| That depends. | 場合によるね。 |
| Take your time. | ごゆっくりどうぞ。 |
| Never mind. | 気にしないで。 |
リスニングでも同じ表現がよく出る
ここで覚えた会話表現は、リスニングでもくり返し出てきます。英検準2級のリスニングは、会話を聞いて続く受け答えを選んだり、内容に合うものを選んだりする問題が多く、この章の「問いかけ→応答」のペアがそのまま役立ちます。
- Would you mind 〜ing? と聞こえたら → Not at all. / Of course not.(「いいですよ」を No で答える点に注意)
- Would you like me to 〜? と聞こえたら → Yes, please. / No, thanks.
- How come 〜? と聞こえたら → 理由を答える(Because 〜.)
このように、文字で覚えるだけでなく声に出して耳でも覚えておくと、リーディングとリスニングの両方で点が取りやすくなります。
会話表現の覚え方のコツ
会話表現は、1つずつバラバラに覚えるより、場面とセットで覚えるのがおすすめです。
- ペアで覚える:「問いかけ」と「応答」を組み合わせで覚えると、本番ですぐ答えが選べます。
- 場面をイメージする:予約・苦情・電話など、その表現を使う場面を思いうかべると忘れにくくなります。
- ていねいさのちがいを意識:Can you より Would you mind の方がていねい、というニュアンスもつかんでおきましょう。
- 声に出す:会話文を声に出して読むと、リスニングの聞き取りにも役立ちます。
知らない単語が出てきたら、用語集で意味を確認すると安心です。学習全体の進め方は勉強法ガイドでも確認できます。文法を固めたいときは基本文法の章へ進みましょう。手前の会話表現を復習したいときは英検3級も役立ちます。
英検準2級 会話表現 一問一答 →