日本語検定 1級「言葉の意味」の一問一答
📖 日本語検定 1級「言葉の意味」の全75問と解説(一覧)
日本語検定 1級の言葉の意味に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.「彼の説明は要領を得ず、いたずらに時間が過ぎた」の「いたずらに」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.ふざけて・たわむれに
- イ.むだに・無益に
- ウ.ひそかに・こっそりと
- エ.意図的に・わざと
正解:イ.むだに・無益に
解説:文章語の「いたずらに」は「徒に」と書き、何の効果もなくむだに、の意。「悪ふざけ」の意の「いたずら」とは語義が異なる点に注意。
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問2.「事ここに至ってはもはや是非もない」の「是非もない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.善悪の判断がつかない
- イ.賛成も反対もできない
- ウ.やむを得ない・どうしようもない
- エ.必ずそうしなければならない
正解:ウ.やむを得ない・どうしようもない
解説:「是非もない」は、是か非かを論じる余地もない意から、やむを得ない・しかたがない、の意で用いる文章語。
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問3.「先方の意向を斟酌して条件を緩めた」の「斟酌」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.厳しく問いただすこと
- イ.数量を正確に計算すること
- ウ.一方的に決めつけること
- エ.相手の事情や心情をくみとって手加減すること
正解:エ.相手の事情や心情をくみとって手加減すること
解説:「斟酌(しんしゃく)」は、酒を酌み加減する意から転じて、相手の事情・心情をくみとって程よく取り計らうこと。
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問4.「その提案は時宜にかなったものだった」の「時宜」の意味として正しいものはどれか。
- ア.ちょうどよい時機・タイミング
- イ.個人の都合
- ウ.あらかじめ定めた予定
- エ.古くからのしきたり
正解:ア.ちょうどよい時機・タイミング
解説:「時宜(じぎ)」は、その時にちょうどよいこと、適切な時機。「時宜を得る」「時宜にかなう」の形で用いる。
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問5.「彼は誰に対しても慇懃な態度を崩さない」の「慇懃」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.よそよそしく冷淡なこと
- イ.礼儀正しく丁寧なこと
- ウ.横柄で尊大なこと
- エ.陰険でずる賢いこと
正解:イ.礼儀正しく丁寧なこと
解説:「慇懃(いんぎん)」は本来、礼儀正しく丁寧なさま。表面は丁寧だが内心は尊大な「慇懃無礼」とは別語である点に注意。
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問6.「両者の主張には径庭がある」の「径庭」の意味として正しいものはどれか。
- ア.共通点・一致点
- イ.わずかなずれ
- ウ.かけ離れた隔たり・大きな違い
- エ.対立や争い
正解:ウ.かけ離れた隔たり・大きな違い
解説:「径庭(けいてい)」は、小道と庭の意から転じて、二つの物事の間の大きな隔たり・差異。「径庭がある」の形で用いる。
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問7.「彼の言動には一貫した矜持が感じられる」の「矜持」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.強いこだわり・執着
- イ.深い後悔
- ウ.周囲への配慮
- エ.自分の能力や立場に対する誇り・プライド
正解:エ.自分の能力や立場に対する誇り・プライド
解説:「矜持(きょうじ/きんじ)」は、自分の能力・地位などに対して抱く誇り、自負。
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問8.「この計画は緒に就いたばかりだ」の「緒に就く」の意味として正しいものはどれか。
- ア.物事が始まり、軌道に乗りはじめること
- イ.物事が完成すること
- ウ.物事が行き詰まること
- エ.計画が中止になること
正解:ア.物事が始まり、軌道に乗りはじめること
解説:「緒に就く(ちょにつく/しょにつく)」は、糸口がつかめて物事が始まり、順調に進みはじめること。
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問9.「世間の毀誉褒貶を意に介さない」の「毀誉褒貶」の意味として正しいものはどれか。
- ア.周囲からの期待
- イ.ほめることとそしること・世間のさまざまな評判
- ウ.経済的な利害
- エ.礼儀と作法
正解:イ.ほめることとそしること・世間のさまざまな評判
解説:「毀誉褒貶(きよほうへん)」は、けなすこととほめること、すなわち世間のさまざまな評価・評判。
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問10.「彼の博識には舌を巻いた」の「舌を巻く」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.あきれてものが言えなくなる
- イ.言葉につまって黙り込む
- ウ.ひどく感心し、驚嘆する
- エ.皮肉を言ってからかう
正解:ウ.ひどく感心し、驚嘆する
解説:「舌を巻く」は、非常に驚き、感心して言葉も出ないさま。あきれる意ではなく称賛・驚嘆の意で用いる。
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問11.「彼はその分野では泰斗と仰がれている」の「泰斗」の意味として正しいものはどれか。
- ア.新進気鋭の研究者
- イ.孤高の異端者
- ウ.実力の伴わない名ばかりの人
- エ.その道で最も尊敬される大家・第一人者
正解:エ.その道で最も尊敬される大家・第一人者
解説:「泰斗(たいと)」は「泰山北斗」の略で、ある分野で最も権威ある大家・第一人者のたとえ。
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問12.「彼の態度はいかにも慇懃無礼だ」の「慇懃無礼」の意味として正しいものはどれか。
- ア.表面は丁寧だが、かえって相手を見下している態度
- イ.終始無愛想で素っ気ない態度
- ウ.礼儀をまったく欠いた態度
- エ.場面に応じて態度を使い分けること
正解:ア.表面は丁寧だが、かえって相手を見下している態度
解説:「慇懃無礼」は、うわべは丁寧で礼儀正しいが、実は相手を軽んじている、かえって失礼な態度。
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問13.「その問いは些事にすぎない」の「些事」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.むずかしい問題
- イ.とるに足りない、ささいなこと
- ウ.個人的な事情
- エ.緊急を要すること
正解:イ.とるに足りない、ささいなこと
解説:「些事(さじ)」は、取るに足りないわずかな事柄。「瑣事」とも書く。
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問14.「両国の関係は危急の度を加えた」の「危急」の意味として正しいものはどれか。
- ア.急激に好転すること
- イ.予測できないこと
- ウ.差し迫った危険が及ぶこと
- エ.一時的に休止すること
正解:ウ.差し迫った危険が及ぶこと
解説:「危急(ききゅう)」は、危険が間近に迫っていること、危難が今にも及ぼうとすること。
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問15.「彼の論法は牽強付会の感を免れない」の「免れない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.許されない
- イ.理解できない
- ウ.認められない
- エ.避けられない・そうとられてもしかたがない
正解:エ.避けられない・そうとられてもしかたがない
解説:「免れない(まぬがれない/まぬかれない)」は、避けることができない、そう言われてもしかたがない、の意。
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問16.「彼の作品には剽窃の疑いがある」の「剽窃」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.他人の文章や説を盗んで自分のものとして用いること
- イ.作品を激しく批判すること
- ウ.未完成のまま発表すること
- エ.古典を引用して論じること
正解:ア.他人の文章や説を盗んで自分のものとして用いること
解説:「剽窃(ひょうせつ)」は、他人の文章・作品・学説などを盗み取って自分のものとすること。
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問17.「彼はその指摘を等閑に付した」の「等閑に付す」の意味として正しいものはどれか。
- ア.重く受け止めて対処する
- イ.いいかげんに扱い、なおざりにする
- ウ.公平に判断する
- エ.強く反論する
正解:イ.いいかげんに扱い、なおざりにする
解説:「等閑(とうかん)に付す」は、いいかげんに扱って放置する、なおざりにすること。「等閑視」も同義。
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問18.「彼の不正は世間の謗りを受けた」の「謗り」の意味として正しいものはどれか。
- ア.称賛
- イ.同情
- ウ.非難・悪口
- エ.疑問
正解:ウ.非難・悪口
解説:「謗り(そしり)」は、悪く言うこと、非難。「謗りを受ける」「謗りを免れない」の形で用いる。
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問19.「先生のご高説を拝聴し、蒙を啓かれた思いです」の「蒙を啓く」の意味として正しいものはどれか。
- ア.疑いを抱くこと
- イ.怒りを鎮めること
- ウ.緊張がほぐれること
- エ.無知や迷いから抜け出し、道理がわかるようになること
正解:エ.無知や迷いから抜け出し、道理がわかるようになること
解説:「蒙を啓く(もうをひらく)」は、道理に暗い状態(蒙)を開き、無知・迷妄から目を覚まさせること。「啓蒙」の語源。
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問20.「彼は一家言を持つ評論家だ」の「一家言」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.その人独自の、まとまった主張・見識
- イ.ありふれた決まり文句
- ウ.聞きかじりの受け売り
- エ.感情的で根拠のない放言
正解:ア.その人独自の、まとまった主張・見識
解説:「一家言(いっかげん)」は、その人独特の、ひとかどの見識・主張。「いっかごん」とも読む。
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問21.「核心の説明が曖昧で、論旨が判然としない」の「判然」の意味として正しいものはどれか。
- ア.誤っていること
- イ.はっきりとよくわかること
- ウ.複雑であること
- エ.中立であること
正解:イ.はっきりとよくわかること
解説:「判然(はんぜん)」は、物事がはっきりとよくわかるさま。「判然としない」で、はっきりしない意。
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問22.「両者の見解は遂に氷炭相容れなかった」の「氷炭相容れず」の意味として正しいものはどれか。
- ア.互いに補い合って調和すること
- イ.勝敗がつかず引き分けること
- ウ.性質が正反対で互いに調和しないこと
- エ.一方が他方を圧倒すること
正解:ウ.性質が正反対で互いに調和しないこと
解説:「氷炭相容れず」は、氷と炭火のように性質が正反対で、決して調和しないことのたとえ。
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問23.「彼の言は誇張に過ぎ、信を措きがたい」の「信を措く」の意味として正しいものはどれか。
- ア.信号を送る
- イ.信仰を捨てる
- ウ.信頼を失う
- エ.信用する・信頼を寄せる
正解:エ.信用する・信頼を寄せる
解説:「信を措く(しんをおく)」は、信用する、信頼を置くこと。「信を措きがたい」で、信用しがたい意。
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問24.次の文の「うがった」が本来の意味で正しく使われているものはどれか。
- ア.事の本質をうがった、なかなか鋭い見方だ
- イ.彼はいつもうがった発言ばかりで、場の空気を悪くする
- ウ.うがった態度で人を見下すのはよくない
- エ.彼はうがった性格で、何事にも疑り深い
正解:ア.事の本質をうがった、なかなか鋭い見方だ
解説:「うがった見方」は本来、物事の本質を的確に捉えた、見事な見方の意。ひねくれた・疑り深い意で使うのは本来の用法ではない。
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問25.「枚挙にいとまがない」の「いとま」の意味として正しいものはどれか。
- ア.余地
- イ.ひま・時間的余裕
- ウ.資格
- エ.必要
正解:イ.ひま・時間的余裕
解説:「いとま(暇)」は、ひま・時間的なゆとり。「枚挙にいとまがない」は、一つ一つ数え上げる暇がないほど数が多いこと。
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問26.「彼の態度には忸怩たるものがあった」の「忸怩たる」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.ためらって決断できないさま
- イ.激しく怒るさま
- ウ.深く自分を恥じ入るさま
- エ.ひどく悲しむさま
正解:ウ.深く自分を恥じ入るさま
解説:「忸怩(じくじ)たる」は、自分の行いを心の中で深く恥じるさま。怒り・ためらいの意ではない。
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問27.「彼は周囲の喧噪を尻目に黙々と作業を続けた」の「尻目に」の意味として正しいものはどれか。
- ア.気にかけて立ち止まり
- イ.巻き込まれながら
- ウ.ひそかに観察しながら
- エ.問題にもせず、横目に見ながら無視して
正解:エ.問題にもせず、横目に見ながら無視して
解説:「尻目に(しりめに)」は、ちらと横目で見るだけで相手にしないこと、問題にしないで、の意。
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問28.「その依怙贔屓は贔屓の引き倒しになりかねない」の「贔屓の引き倒し」の意味として正しいものはどれか。
- ア.ひいきしすぎて、かえってその人に害を及ぼすこと
- イ.公平を装って一方に味方すること
- ウ.ひいきしすぎて互いに対立させること
- エ.ひいきにする者を激しく非難すること
正解:ア.ひいきしすぎて、かえってその人に害を及ぼすこと
解説:「贔屓の引き倒し(ひいきのひきたおし)」は、ひいきしすぎて、かえってその相手を不利にしてしまうこと。
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問29.「彼は功成り名遂げて、悠々自適の生活に入った」の「悠々自適」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.贅沢三昧の暮らしをすること
- イ.俗事から離れ、自分の思いのままにゆったり暮らすこと
- ウ.他人に頼らず孤独に暮らすこと
- エ.無為に時間を浪費すること
正解:イ.俗事から離れ、自分の思いのままにゆったり暮らすこと
解説:「悠々自適」は、世間の煩わしさから離れ、心静かに自分の思うままにのんびり暮らすこと。
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問30.「両論を止揚して新たな結論を導く」の「止揚」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.議論を打ち切ること
- イ.一方の説を完全に否定すること
- ウ.対立する二つの要素を、より高い次元で統一・発展させること
- エ.両者を単純に折衷すること
正解:ウ.対立する二つの要素を、より高い次元で統一・発展させること
解説:「止揚(しよう)」はドイツ語アウフヘーベンの訳語で、対立・矛盾する二つを否定しつつ、より高い段階で統一すること。単なる折衷とは異なる。
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問31.「彼の作品には衒学的なところがある」の「衒学的」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.難解で理解しにくいさま
- イ.古典に通じているさま
- ウ.独創性に乏しいさま
- エ.学問・知識をひけらかすさま
正解:エ.学問・知識をひけらかすさま
解説:「衒学的(げんがくてき)」は、学識をことさら見せびらかすさま。「衒(てら)う」は誇示する意。
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問32.「その暴論は一顧だに値しない」の「一顧だに値しない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.ちょっと振り返って考える価値すらない
- イ.誰も賛成していない
- ウ.実現の見込みがない
- エ.二度と繰り返すべきでない
正解:ア.ちょっと振り返って考える価値すらない
解説:「一顧(いっこ)」は、ちょっと振り返り見ること、少し心にかけること。「一顧だに値しない」で、わずかに顧みる価値すらない意。
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問33.「彼は事の経緯を委曲を尽くして説明した」の「委曲を尽くす」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.遠回しに婉曲に伝えること
- イ.細かい点まで詳しく述べること
- ウ.全力で説得すること
- エ.都合の悪い点を省くこと
正解:イ.細かい点まで詳しく述べること
解説:「委曲(いきょく)を尽くす」は、細かい事情まで詳しく行き届かせて述べること。「委曲」は詳しい事情の意。
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問34.「彼の態度は傲岸不遜だ」の「傲岸不遜」の意味として正しいものはどれか。
- ア.用心深く慎重なこと
- イ.頑固で融通がきかないこと
- ウ.おごり高ぶって人を見下し、へりくだらないこと
- エ.冷静で動じないこと
正解:ウ.おごり高ぶって人を見下し、へりくだらないこと
解説:「傲岸不遜(ごうがんふそん)」は、おごり高ぶって他人を見下し、謙虚さのないさま。
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問35.「あまりに冗長で、聞くに堪えない」の「堪えない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.理解しがたい
- イ.信用できない
- ウ.聞く価値がある
- エ.我慢して聞いていられない
正解:エ.我慢して聞いていられない
解説:「聞くに堪えない」の「堪えない(たえない)」は、我慢できない・…する気になれない意。ひどくて聞いていられないこと。
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問36.「彼は持ち前の機知で窮地を脱した」の「機知」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.その場に応じてすばやく働く知恵・とんち
- イ.粘り強い忍耐力
- ウ.あらかじめ得ていた情報
- エ.豊富な専門知識
正解:ア.その場に応じてすばやく働く知恵・とんち
解説:「機知(きち)」は、その場に応じて即座に働く鋭い知恵、機転。
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問37.「役所のたらい回しに辟易した」の「辟易」の意味として正しいものはどれか。
- ア.激しく怒ること
- イ.うんざりして閉口すること
- ウ.途方に暮れること
- エ.感心して驚くこと
正解:イ.うんざりして閉口すること
解説:「辟易(へきえき)」は、勢いに圧倒されてしりごみする意から転じて、うんざりして嫌気がさし、閉口すること。
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問38.「彼の指摘はまさに正鵠を射ていた」の「正鵠を射る」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.遠回しに核心を避けること
- イ.強引に持論を押し通すこと
- ウ.物事の急所・要点を正確につくこと
- エ.勢いよく反論すること
正解:ウ.物事の急所・要点を正確につくこと
解説:「正鵠(せいこく)を射る」は、的の中心(正鵠)を射当てる意から、物事の要点・核心をずばりと突くこと。「正鵠を得る」とも。
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問39.「彼はとかく独断に過ぎる嫌いがある」の「嫌いがある」の意味として正しいものはどれか。
- ア.可能性がある
- イ.義務がある
- ウ.意図がある
- エ.好ましくない傾向がある
正解:エ.好ましくない傾向がある
解説:「…の嫌いがある」は、…のような好ましくない傾向がある、…しがちである、の意の文章語。「嫌い」は傾向の意。
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問40.「彼の生き方は清廉潔白を旨としていた」の「旨とする」の意味として正しいものはどれか。
- ア.第一の方針・主義とする
- イ.苦手として避ける
- ウ.口先だけで唱える
- エ.やむを得ず受け入れる
正解:ア.第一の方針・主義とする
解説:「旨(むね)とする」は、主とする、第一の方針・心がけとすること。「旨」は中心となる事柄の意。
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問41.「両者の対立は抜き差しならぬ事態となった」の「抜き差しならぬ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.勝敗の予測がつかないこと
- イ.身動きがとれず、どうにも処理できないこと
- ウ.和解の見込みが立たないこと
- エ.一刻を争うこと
正解:イ.身動きがとれず、どうにも処理できないこと
解説:「抜き差しならぬ」は、抜くことも差すこともできない意から、身動きがとれず、どうにもならない切迫した状態。
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問42.「事件の真相はいまだ杳として知れない」の「杳として」の意味として正しいものはどれか。
- ア.次第に明らかになって
- イ.意外なことに
- ウ.はるかに遠く、まったく様子がわからず
- エ.ようやくのことで
正解:ウ.はるかに遠く、まったく様子がわからず
解説:「杳(よう)として」は、奥深く暗いさまから、はるかに遠くて様子がまったくわからないさま。「杳として行方が知れない」など。
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問43.「彼の説には独断が多く、にわかには首肯しがたい」の「首肯」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.口を挟んで反論すること
- イ.首をかしげて疑うこと
- ウ.強く拒絶すること
- エ.うなずいて同意・納得すること
正解:エ.うなずいて同意・納得すること
解説:「首肯(しゅこう)」は、うなずくこと、もっともだと納得して賛成すること。
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問44.「彼は座右に古典を備え、これを繙くのを日課とした」の「繙く」の意味として正しいものはどれか。
- ア.書物を開いて読む
- イ.丁寧に保管する
- ウ.他人に貸し与える
- エ.書き写す
正解:ア.書物を開いて読む
解説:「繙く(ひもとく)」は、書物の帙(ちつ)の紐を解く意から、書物を開いて読むこと。
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問45.「先輩の謦咳に接する機会を得た」の「謦咳に接する」の意味として正しいものはどれか。
- ア.厳しく叱責されること
- イ.尊敬する人に直接会って話を聞くこと
- ウ.別れを惜しむこと
- エ.病気の看病をすること
正解:イ.尊敬する人に直接会って話を聞くこと
解説:「謦咳(けいがい)に接する」は、咳ばらいの意の「謦咳」から、尊敬する人に直接お目にかかって話を聞くこと。
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問46.「彼の物腰は柔らかいが、芯には剛毅さがある」の「剛毅」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.頑固で意地を張ること
- イ.粗暴で乱暴なこと
- ウ.意志が強く、物事にくじけないこと
- エ.気が短く激しやすいこと
正解:ウ.意志が強く、物事にくじけないこと
解説:「剛毅(ごうき)」は、意志が強く、何事にも屈しないこと。「剛毅木訥」などにも用いる。
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問47.「その提案を諸手を挙げて賛成するわけにはいかない」の「諸手を挙げて」の意味として正しいものはどれか。
- ア.やむを得ず
- イ.形ばかり
- ウ.渋々ながら
- エ.全面的に・無条件で
正解:エ.全面的に・無条件で
解説:「諸手(もろて)を挙げて」は、両手を挙げて歓迎する意から、無条件に全面的に賛成・歓迎すること。
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問48.「彼は晩年を韜晦して過ごした」の「韜晦」の意味として正しいものはどれか。
- ア.才能や本心を包み隠し、目立たないようにすること
- イ.悔いて反省すること
- ウ.豪奢に暮らすこと
- エ.病に伏せること
正解:ア.才能や本心を包み隠し、目立たないようにすること
解説:「韜晦(とうかい)」は、自分の才能・地位・本心などを包み隠してくらますこと。「自己韜晦」とも。
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問49.「人手は寡少で、とても間に合わない」の「寡少」の意味として正しいものはどれか。
- ア.曖昧である
- イ.数量が非常に少ないこと
- ウ.ありあまるほど多いこと
- エ.重要であること
正解:イ.数量が非常に少ないこと
解説:「寡少(かしょう)」は、数量がきわめて少ないこと。「寡」は少ない意。「過小」「僅少」と混同しないこと。
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問50.「彼の批評は峻烈を極めた」の「峻烈」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.回りくどく要領を得ないこと
- イ.公平で穏やかなこと
- ウ.きわめて厳しく激しいこと
- エ.感情に流されやすいこと
正解:ウ.きわめて厳しく激しいこと
解説:「峻烈(しゅんれつ)」は、態度・批評などがきわめて厳しく激しいさま。
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問51.「彼は終始泰然として動じなかった」の「泰然」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.無関心で投げやりなさま
- イ.緊張して硬くなるさま
- ウ.事態に無頓着なさま
- エ.落ち着き払って物事に動じないさま
正解:エ.落ち着き払って物事に動じないさま
解説:「泰然(たいぜん)」は、ゆったりと落ち着いていて、物事に少しも動じないさま。「泰然自若」とも。
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問52.「その儲け話には、聊か眉に唾をつけたくなる」の「眉に唾をつける」の意味として正しいものはどれか。
- ア.だまされないよう用心すること
- イ.強く同情すること
- ウ.感心して聞き入ること
- エ.退屈して聞き流すこと
正解:ア.だまされないよう用心すること
解説:「眉に唾をつける(眉唾)」は、だまされないように警戒すること。怪しげな話に対して用心する意。
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問53.「彼の文章は冗長で、徒に煩瑣なだけだ」の「煩瑣」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.難解で専門的なこと
- イ.こまごまとして、わずらわしく面倒なこと
- ウ.古めかしく時代遅れなこと
- エ.感情的で大げさなこと
正解:イ.こまごまとして、わずらわしく面倒なこと
解説:「煩瑣(はんさ)」は、細かくてわずらわしいこと、こみいって面倒なこと。「繁瑣」とも書く。
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問54.「彼は権力の前に膝を屈することを潔しとしなかった」の「潔しとしない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.気づかないでいる
- イ.見て見ぬふりをする
- ウ.自分の信念に反するとして、それをよしとしない
- エ.深く反省する
正解:ウ.自分の信念に反するとして、それをよしとしない
解説:「潔(いさぎよ)しとしない」は、自分の良心・信念に照らして、そうすることをよしとしない、恥とすること。
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問55.「彼は人後に落ちない努力家だ」の「人後に落ちない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.他人から後ろ指をさされない
- イ.他人に取り残されないよう焦る
- ウ.目立たぬよう控えめにする
- エ.他人にひけをとらない・誰にも負けない
正解:エ.他人にひけをとらない・誰にも負けない
解説:「人後(じんご)に落ちない」は、他人のうしろにつかない意から、他人に引けを取らない、誰にも負けないこと。
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問56.「彼は同僚の不正を看過できなかった」の「看過」の意味として正しいものはどれか。
- ア.見過ごすこと・見て見ぬふりをすること
- イ.厳しく追及すること
- ウ.深く詮索すること
- エ.公にして暴くこと
正解:ア.見過ごすこと・見て見ぬふりをすること
解説:「看過(かんか)」は、見過ごすこと、大目に見て放置すること。「看過できない」で、見過ごせない意。
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問57.「両者の交渉は遂に物別れに終わった」の「物別れ」の意味として正しいものはどれか。
- ア.意見が一致して合意に至ること
- イ.話し合いがまとまらず、決裂すること
- ウ.一時的に中断すること
- エ.互いに譲歩し合うこと
正解:イ.話し合いがまとまらず、決裂すること
解説:「物別れ」は、話し合い・交渉が合意に至らないまま、まとまらずに終わること、決裂。
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問58.「彼は虚心坦懐に相手の意見を聞いた」の「虚心坦懐」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.うわべだけ取り繕って聞くこと
- イ.批判的な目で吟味すること
- ウ.わだかまりなく、心を素直に開いていること
- エ.感情を交えず冷淡に接すること
正解:ウ.わだかまりなく、心を素直に開いていること
解説:「虚心坦懐(きょしんたんかい)」は、心になんのわだかまりもなく、平静で素直な心境であること。
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問59.「彼の説明は隔靴掻痒の感があった」の「隔靴掻痒」の意味として正しいものはどれか。
- ア.痛い所をずばりと突くこと
- イ.細部にこだわって本質を見失うこと
- ウ.回り道をして時間を浪費すること
- エ.思うようにならず、もどかしいこと
正解:エ.思うようにならず、もどかしいこと
解説:「隔靴掻痒(かっかそうよう)」は、靴の上から痒い所をかく意から、思うように届かず、もどかしく歯がゆいこと。
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問60.「彼の批評は偏りもあるが、それでも傾聴に値する」の「傾聴に値する」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.耳を傾けて聞くだけの価値があること
- イ.繰り返し論ずべきものである
- ウ.聞き手を選ぶものである
- エ.聞き流してよいものである
正解:ア.耳を傾けて聞くだけの価値があること
解説:「傾聴に値する」は、熱心に耳を傾けて聞くだけの価値があること。「傾聴」は耳を傾けて熱心に聞くこと。
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問61.文章語の「須らく」は、本来「当然…すべきである」という意味を含む語である。
正解:○(正しい)
解説:「須(すべか)らく」は漢文訓読由来の副詞で「須らく…べし」と呼応し、当然…すべきだ、ぜひとも…する必要がある、の意。単なる「すべて」の意で使うのは誤用。
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問62.「憮然」は、本来は腹を立てて不機嫌になるさまを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「憮然(ぶぜん)」は本来、失望・落胆して、または意外なことに驚いて、どうしてよいかわからずぼんやりするさまをいう。「腹を立てて不機嫌」の意は本来のものではない。
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問63.「煮詰まる」は、本来は議論や検討が十分に進んで結論の出る段階に近づくことを表す語である。
正解:○(正しい)
解説:「煮詰まる」は本来、議論を重ねて結論が出る段階に近づく意。「行き詰まってどうにもならない」意で使うのは新しい誤用とされる。
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問64.「琴線に触れる」は、相手の怒りを買うこと、神経を逆なですることを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「琴線に触れる」は、良いものに触れて感動・共鳴することをいう。怒りを買う意で使うのは「逆鱗に触れる」との混同による誤用。
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問65.「失笑する」は、本来はあきれ果てて笑う気力も失うことではなく、思わずふきだして笑ってしまうことを表す。
正解:○(正しい)
解説:「失笑」は、おかしさをこらえきれずに思わず笑い出すこと。「笑いを失う(笑えない)」意で使うのは誤用。
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問66.「おもむろに」は、不意に・突然に、という意味の語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「おもむろに(徐に)」は、落ち着いてゆっくりと動作を始めるさまをいう。「不意に・突然に」の意は誤用。
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問67.「敷居が高い」は、本来は不義理や面目ないことがあって、その人の家に行きにくいことを表す語である。
正解:○(正しい)
解説:「敷居が高い」は本来、不義理・不面目があってその家に行きづらい意。「高級・上品すぎて入りにくい」意で使うのは新しい用法とされる。
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問68.「すべからく」は、「すべて・例外なく」という意味を表す副詞である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「すべからく」は「当然…すべきである」の意で、下に「べし」を伴う。「すべて」の意で使うのは典型的な誤用。
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問69.「たそがれる」は、本来は夕暮れになることをいい、転じて盛りを過ぎて衰えるさまにも用いる語である。
正解:○(正しい)
解説:「たそがれる(黄昏れる)」は夕暮れになる意で、転じて全盛期を過ぎ衰える意にも用いる。「物思いにふける・ぼんやりする」意は新しい俗用とされる。
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問70.「流れに棹さす」は、本来は時流に逆らって物事の勢いを止めることを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「流れに棹さす」は、棹を使って流れに乗り、勢いをいっそう増すこと、好機に乗じて物事を順調に進める意。流れに逆らう意は誤用。
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問71.「あまつさえ」は、その上さらに・おまけに、という意味で、多くは悪い事態が重なるときに用いる語である。
正解:○(正しい)
解説:「あまつさえ(剰え)」は、それに加えてさらに、おまけに、の意。多く悪いことが重なる場合に用いる文章語。
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問72.「気の置けない友人」とは、気を許せず、油断のならない友人のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「気が置けない」は、気づかいや遠慮がいらない、心から打ち解けられること。「油断ならない」意で使うのは正反対の誤用。
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問73.「言わずもがな」には、「言うまでもなく」のほかに、「言わないほうがよい(言わなければよかった)」という意味もある。
正解:○(正しい)
解説:「言わずもがな」は、言うまでもなく、の意と、言わないほうがよい(言わなくてよいことを言ってしまった)の意の両方をもつ。
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問74.「割愛する」は、不要なものを惜しげもなく切り捨てることを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「割愛する」は、惜しいと思うものをやむを得ず手放す・省くこと。「不要だから捨てる」意で使うのは本来の用法に反する。
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問75.「穿った見方」とは、物事の本質を的確に捉えた見方のことであり、ひねくれた見方を指すのは本来の用法ではない。
正解:○(正しい)
解説:「穿(うが)った見方」は、物事の本質・真相を見抜いた鋭い見方の意。「疑ってかかるひねくれた見方」の意は本来のものではない。