日本語検定 1級「語彙」の一問一答
📖 日本語検定 1級「語彙」の全75問と解説(一覧)
日本語検定 1級の語彙に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.四字熟語「曲学阿世」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.学問を極めて世を救うこと
- イ.学問の真理を曲げて世間や権力者にこびへつらうこと
- ウ.世間から離れて学問に没頭すること
- エ.古い学説に固執して進歩を拒むこと
正解:イ.学問の真理を曲げて世間や権力者にこびへつらうこと
解説:「曲学阿世(きょくがくあせい)」は、学問の真理をまげて世俗や時流に迎合すること。漢書『儒林伝』に由来する。
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問2.「呉越同舟」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.親しい者同士が協力すること
- イ.強国に小国が従うこと
- ウ.仲の悪い者同士が同じ場所・境遇に居合わせること
- エ.水上で戦うこと
正解:ウ.仲の悪い者同士が同じ場所・境遇に居合わせること
解説:「呉越同舟」は、敵対する呉と越の人が同じ舟に乗る意から、仲の悪い者同士が同じ場に居合わせる、また利害が一致すれば協力することのたとえ。『孫子』に由来する。
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問3.四字熟語「換骨奪胎」の意味はどれか。
- ア.他人の作品をそのまま盗用すること
- イ.骨身を惜しまず働くこと
- ウ.体質を根本から作り変えること
- エ.先人の作品の趣意を取り入れつつ独自の新たな作品を作ること
正解:エ.先人の作品の趣意を取り入れつつ独自の新たな作品を作ること
解説:「換骨奪胎(かんこつだったい)」は、古人の詩文の発想・形式を借りて新たに自分のものとして作りかえること。盗用とは異なる。
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問4.「臥薪嘗胆」の故事が表す内容として正しいものはどれか。
- ア.復讐を遂げるため苦難に耐えて努力すること
- イ.名声を得るため学問に励むこと
- ウ.隠遁して悟りを開くこと
- エ.病から快復するため養生すること
正解:ア.復讐を遂げるため苦難に耐えて努力すること
解説:「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」は、薪の上に臥し苦い胆をなめて、敗戦の屈辱を忘れず復讐の志を成し遂げようと苦労を重ねること。呉越の故事に由来する。
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問5.四字熟語「捲土重来」の正しい読みと意味の組み合わせはどれか。
- ア.けんとじゅうらい・土を巻き上げて進軍すること
- イ.けんどちょうらい・一度敗れた者が勢力を盛り返して再び攻め寄せること
- ウ.かんどちょうらい・感激して再び訪れること
- エ.けんどじゅうらい・重ねて同じ過ちを犯すこと
正解:イ.けんどちょうらい・一度敗れた者が勢力を盛り返して再び攻め寄せること
解説:「捲土重来(けんどちょうらい/けんどじゅうらいとも)」は、土煙を巻き上げる勢いで再び来る意から、一度敗れた者が勢いを盛り返して再起すること。唐・杜牧の詩に由来する。
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問6.四字熟語「面従腹背」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.正面から堂々と意見を述べること
- イ.表裏なく忠実に従うこと
- ウ.表面では服従しながら内心では反対していること
- エ.背を向けて従わないこと
正解:ウ.表面では服従しながら内心では反対していること
解説:「面従腹背(めんじゅうふくはい)」は、うわべは従うふりをしながら、腹の中ではそむいていること。
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問7.四字熟語「夏炉冬扇」が表す意味はどれか。
- ア.季節に応じた適切な道具
- イ.暑さ寒さをしのぐ工夫
- ウ.贅沢な暮らしぶり
- エ.時期外れで役に立たない無用のもの
正解:エ.時期外れで役に立たない無用のもの
解説:「夏炉冬扇(かろとうせん)」は、夏の囲炉裏、冬の扇の意から、時節に合わず役に立たないもののたとえ。
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問8.「他山の石」の本来正しい意味はどれか。
- ア.他人のよくない言行も自分の修養の助けになるということ
- イ.関係のない他人の問題
- ウ.動かしがたい確固たる事実
- エ.他人の優れた言行を手本にすること
正解:ア.他人のよくない言行も自分の修養の助けになるということ
解説:「他山の石」は、他山の粗悪な石でも自分の玉を磨くのに役立つ意から、他人のつまらない言行も自分を磨く助けになるということ。手本の意で使うのは誤用とされる。
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問9.四字熟語「内憂外患」の意味として正しいものはどれか。
- ア.身内に病人が出ること
- イ.内部の心配事と外部からの圧迫の両方があること
- ウ.外出を控えて家にこもること
- エ.内外ともに平穏であること
正解:イ.内部の心配事と外部からの圧迫の両方があること
解説:「内憂外患(ないゆうがいかん)」は、国内の心配事と外国からの圧力の意から、内外ともに問題が多く苦慮する状態をいう。
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問10.四字熟語「危急存亡の___」に入る、重大な時を表す語はどれか。
- ア.春
- イ.冬
- ウ.秋
- エ.刻
正解:ウ.秋
解説:「危急存亡の秋(とき)」は、存続するか滅亡するかの重大な瀬戸際の意。「秋」は重要な時の意で、諸葛亮「出師表」に由来する。
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問11.四字熟語「白河夜船」の意味はどれか。
- ア.夜の船旅を楽しむこと
- イ.真っ白な川面の風景
- ウ.眠れずに苦しむこと
- エ.熟睡して前後を知らないこと、また知ったかぶりをすること
正解:エ.熟睡して前後を知らないこと、また知ったかぶりをすること
解説:「白河夜船(しらかわよふね)」は、京都の白河を船で通ったかと問われ寝ていて知らず川の名と勘違いした話から、ぐっすり眠って何も気づかないこと、また知ったかぶりをいう。
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問12.四字熟語「眼高手低」の意味として正しいものはどれか。
- ア.理想や批評眼は高いが実際の技量が伴わないこと
- イ.高い所から低い所を見下すこと
- ウ.目上の人にへつらうこと
- エ.視力がよく手先が器用なこと
正解:ア.理想や批評眼は高いが実際の技量が伴わないこと
解説:「眼高手低(がんこうしゅてい)」は、見る目・批評する目は高いのに、実際に作る力・行う力が低いこと。
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問13.四字熟語「朝三暮四」の本来の意味はどれか。
- ア.朝令暮改で方針が定まらないこと
- イ.目先の違いにこだわって結局は同じと気づかないこと、また口先で人を欺くこと
- ウ.朝早くから夜遅くまで働くこと
- エ.三日坊主で長続きしないこと
正解:イ.目先の違いにこだわって結局は同じと気づかないこと、また口先で人を欺くこと
解説:「朝三暮四(ちょうさんぼし)」は、猿に芋を朝三つ暮四つと言うと怒り、朝四つ暮三つと言うと喜んだ故事から、目先の差にとらわれ実質が同じと気づかないこと。『荘子』に由来する。
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問14.四字熟語「焚書坑儒」の意味はどれか。
- ア.書物を焼いて暖をとること
- イ.儒学を保護し奨励すること
- ウ.書物を焼き学者を生き埋めにする思想・言論弾圧
- エ.書物を大量に収集すること
正解:ウ.書物を焼き学者を生き埋めにする思想・言論弾圧
解説:「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」は、秦の始皇帝が書物を焼き、儒者を穴埋めにした故事から、思想・言論の弾圧をいう。
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問15.「画竜点睛を欠く」の意味として正しいものはどれか。
- ア.絵が下手であること
- イ.竜の絵を描くこと
- ウ.点を数多く打つこと
- エ.仕上げに肝心なものが欠けていること
正解:エ.仕上げに肝心なものが欠けていること
解説:「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」は、竜に最後の瞳を描き入れる意から、最後の肝心な仕上げが足りないこと。瞳を描いたら竜が天に昇ったという故事に由来する。
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問16.四字熟語「羊頭狗肉」の意味として正しいものはどれか。
- ア.見かけは立派だが中身が伴わないこと
- イ.肉を高く売りつけること
- ウ.質素な食事のこと
- エ.羊と犬を一緒に飼うこと
正解:ア.見かけは立派だが中身が伴わないこと
解説:「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は、羊の頭を看板に掲げて実は犬の肉を売る意から、見せかけと実質が一致しないこと。
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問17.四字熟語「牽強付会」の意味はどれか。
- ア.強い者が弱い者を従えること
- イ.道理に合わないことを自分の都合のよいように無理にこじつけること
- ウ.会合に強引に出席すること
- エ.互いに引っ張り合うこと
正解:イ.道理に合わないことを自分の都合のよいように無理にこじつけること
解説:「牽強付会(けんきょうふかい)」は、筋の通らないことを無理に理屈をつけて、自分に都合よくこじつけること。
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問18.四字熟語「呵々大笑」の読みとして正しいものはどれか。
- ア.あぁだいしょう
- イ.かかおおわらい
- ウ.かかたいしょう
- エ.がががたいしょう
正解:ウ.かかたいしょう
解説:「呵々大笑(かかたいしょう)」は、大声でからからと笑うこと。「呵々」は笑う声を表す。
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問19.四字熟語「付和雷同」の意味はどれか。
- ア.雷のように激しく怒ること
- イ.仲間と力を合わせること
- ウ.付け加えて説明すること
- エ.自分の考えがなく、むやみに他人の説に同調すること
正解:エ.自分の考えがなく、むやみに他人の説に同調すること
解説:「付和雷同(ふわらいどう)」は、確たる主張がなく、安易に他人の意見に同調すること。雷が鳴ると物が共鳴する意から。
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問20.四字熟語「鎧袖一触」の意味として正しいものはどれか。
- ア.相手をたやすく打ち負かすこと
- イ.袖が触れ合う縁
- ウ.一度触れただけで壊れること
- エ.武具を整えて出陣すること
正解:ア.相手をたやすく打ち負かすこと
解説:「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」は、鎧の袖でちょっと触れるだけの意から、わずかな力で相手を簡単に打ち負かすこと。
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問21.四字熟語「乾坤一擲」の意味はどれか。
- ア.天地を作り変えること
- イ.運命をかけて一度の勝負に出ること
- ウ.乾いた土地を耕すこと
- エ.一つの石を投げること
正解:イ.運命をかけて一度の勝負に出ること
解説:「乾坤一擲(けんこんいってき)」は、天地をかけてさいころを投げる意から、運命をかけて大勝負に出ること。「乾坤」は天地。
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問22.四字熟語「綱紀粛正」の「綱紀」の意味として正しいものはどれか。
- ア.綱でしばること
- イ.紀行文
- ウ.国家・組織を治める規律や規則
- エ.年代の記録
正解:ウ.国家・組織を治める規律や規則
解説:「綱紀粛正(こうきしゅくせい)」は、国家や組織の規律をひきしめ、不正をただすこと。「綱紀」は大綱と細目、転じて規律・秩序。
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問23.四字熟語「率先垂範」の意味はどれか。
- ア.軍勢を率いて進むこと
- イ.規則を率直に説明すること
- ウ.範囲を率いて広げること
- エ.人の先に立って模範を示すこと
正解:エ.人の先に立って模範を示すこと
解説:「率先垂範(そっせんすいはん)」は、自ら先頭に立って手本を示すこと。「垂範」は模範を示すこと。
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問24.文章語「換言すれば」の「換言」の意味として正しいものはどれか。
- ア.言いかえること
- イ.発言を取り消すこと
- ウ.訳して伝えること
- エ.言葉を交わすこと
正解:ア.言いかえること
解説:「換言(かんげん)」は、別の言葉で言いかえること。「換言すれば」は「言いかえれば」の意の文章語。
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問25.四字熟語「韜光養晦」に意味が最も近い四字熟語はどれか。
- ア.威風堂々
- イ.和光同塵
- ウ.電光石火
- エ.明明白白
正解:イ.和光同塵
解説:「韜光養晦(とうこうようかい)」は才能を包み隠して時機を待つこと。「和光同塵(わこうどうじん)」も自分の才知の光をやわらげ俗世にまじわる意で近い。
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問26.四字熟語「徒手空拳」の意味として正しいものはどれか。
- ア.素手で戦う武術
- イ.空に向かって拳を振り上げること
- ウ.手に何も持たないこと、また資本や頼るものが何もないこと
- エ.徒党を組んで争うこと
正解:ウ.手に何も持たないこと、また資本や頼るものが何もないこと
解説:「徒手空拳(としゅくうけん)」は、手に何も持たないこと。転じて、資金や手がかりが何もないことのたとえ。
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問27.次のうち「泰然自若」と意味が最も近い語はどれか。
- ア.右往左往
- イ.軽佻浮薄
- ウ.狼狽周章
- エ.沈着冷静
正解:エ.沈着冷静
解説:「泰然自若(たいぜんじじゃく)」は、落ち着いて物事に動じないさま。「沈着冷静」が最も近い。
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問28.「焦眉の急」の意味はどれか。
- ア.危険や事態がさし迫っていること
- イ.眉間にしわを寄せて悩むこと
- ウ.急いで眉を整えること
- エ.眉を焦がすほど熱中すること
正解:ア.危険や事態がさし迫っていること
解説:「焦眉の急(しょうびのきゅう)」は、眉が焦げるほど火が迫る意から、危険や問題がさし迫って一刻の猶予もないこと。
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問29.文章語「彼我」の意味として正しいものはどれか。
- ア.彼の所有物
- イ.相手と自分
- ウ.かなたとこなた
- エ.過去と現在
正解:イ.相手と自分
解説:「彼我(ひが)」は、相手と自分、あちらとこちらの意。「彼我の戦力差」などと用いる。
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問30.四字熟語「叱咤激励」の「叱咤」の意味はどれか。
- ア.静かに諭すこと
- イ.ほめたたえること
- ウ.大声で励ましたり、しかったりすること
- エ.失敗をなじること
正解:ウ.大声で励ましたり、しかったりすること
解説:「叱咤激励(しったげきれい)」は、大声でしかり、励まして奮い立たせること。「叱咤」は大声でしかる・励ますこと。
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問31.故事成語「漁夫の利」の由来として正しいものはどれか。
- ア.漁夫が大漁で利益を得た話
- イ.海で漁の権利を争った話
- ウ.利益を漁るように貪った話
- エ.シギとハマグリが争う間に漁夫が両方を捕らえた故事
正解:エ.シギとハマグリが争う間に漁夫が両方を捕らえた故事
解説:「漁夫の利」は、シギとハマグリが争っているすきに漁師が両方をとらえた故事から、両者が争う間に第三者が利益を横取りすること。『戦国策』に由来する。
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問32.故事成語「杞憂」の意味として正しいものはどれか。
- ア.無用な心配、取り越し苦労
- イ.当然の懸念
- ウ.将来への希望
- エ.深刻な悩み
正解:ア.無用な心配、取り越し苦労
解説:「杞憂(きゆう)」は、杞の国の人が天が落ちてこないかと心配した故事から、しなくてもよい無用な心配のこと。
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問33.故事成語「推敲」の由来として正しいものはどれか。
- ア.門を推し開けて入った話
- イ.詩句の「推す」と「敲く」のどちらがよいか思案した故事
- ウ.文章を推薦した話
- エ.推理して敵を打ち破った話
正解:イ.詩句の「推す」と「敲く」のどちらがよいか思案した故事
解説:「推敲(すいこう)」は、唐の賈島が「僧は推す月下の門」の「推す」を「敲く」にすべきか迷った故事から、詩文の字句を練り直すこと。
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問34.故事成語「矛盾」の由来として正しいものはどれか。
- ア.矛と盾で戦った故事
- イ.武器が足りず困った話
- ウ.どんな盾も貫く矛と、どんな矛も防ぐ盾を同時に売った故事
- エ.矛先を盾で受け止めた話
正解:ウ.どんな盾も貫く矛と、どんな矛も防ぐ盾を同時に売った故事
解説:「矛盾」は、何でも貫く矛と何でも防ぐ盾を売る商人が、その矛でその盾を突けばと問われ答えに窮した故事から、つじつまが合わないこと。『韓非子』に由来する。
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問35.故事成語「塞翁が馬」が表す教えとして最も適切なものはどれか。
- ア.馬は財産であるということ
- イ.老人を敬うべきだということ
- ウ.国境を守る大切さ
- エ.人生の幸不幸は予測しがたく転変するということ
正解:エ.人生の幸不幸は予測しがたく転変するということ
解説:「塞翁が馬(人間万事塞翁が馬)」は、辺境の老人の馬をめぐる吉凶が次々と転じた故事から、幸不幸は予測できず変転するということ。『淮南子』に由来する。
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問36.故事成語「五十歩百歩」の意味として正しいものはどれか。
- ア.多少の差はあっても本質的には同じであること
- イ.距離が遠く隔たること
- ウ.一歩ずつ着実に進むこと
- エ.少しの努力で大きな差がつくこと
正解:ア.多少の差はあっても本質的には同じであること
解説:「五十歩百歩」は、戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を笑っても臆病な点は同じという故事から、わずかな違いはあっても本質的には同程度であること。『孟子』に由来する。
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問37.故事成語「覆水盆に返らず」の意味はどれか。
- ア.別れた夫婦はやり直せること
- イ.一度してしまったことは取り返しがつかないこと
- ウ.失敗を恐れず挑戦すべきこと
- エ.水は大切に使うべきこと
正解:イ.一度してしまったことは取り返しがつかないこと
解説:「覆水盆に返らず」は、こぼした水は盆に戻せない意から、一度起きたことは取り返しがつかないこと。離縁した妻を復縁できないことのたとえにも用いる。
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問38.故事成語「鼎の軽重を問う」の意味として正しいものはどれか。
- ア.重さを正確に量ること
- イ.料理の腕を試すこと
- ウ.権威ある人の実力や地位を疑い、これに取って代わろうとすること
- エ.物事の軽重をよく考えること
正解:ウ.権威ある人の実力や地位を疑い、これに取って代わろうとすること
解説:「鼎(かなえ)の軽重を問う」は、王権の象徴である鼎の重さを尋ねた故事から、権力者の実力を疑い、地位を奪おうとすること。
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問39.「断腸の思い」の由来として正しいものはどれか。
- ア.戦で腹に傷を負った話
- イ.腸を病んだ話
- ウ.料理で腸を断った話
- エ.子を奪われた母猿が悲しみのあまり腸がちぎれていた故事
正解:エ.子を奪われた母猿が悲しみのあまり腸がちぎれていた故事
解説:「断腸の思い」は、捕らえられた子猿を追った母猿が死んで腹を裂くと腸がずたずたに断ち切れていた故事から、はらわたがちぎれるほどの悲しみ・つらさ。
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問40.故事成語「逆鱗に触れる」の「逆鱗」が指すものとして正しいものはどれか。
- ア.竜のあごの下に逆さに生えた鱗(転じて天子・目上の怒り)
- イ.蛇のとぐろ
- ウ.虎のひげ
- エ.魚のうろこ
正解:ア.竜のあごの下に逆さに生えた鱗(転じて天子・目上の怒り)
解説:「逆鱗に触れる」は、竜のあごの下に逆さに生えた鱗に触れると殺されるという伝説から、天子や目上の人を激しく怒らせること。『韓非子』に由来する。
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問41.故事成語「邯鄲の夢」が表す意味はどれか。
- ア.かなえられた夢
- イ.人の世の栄華のはかないこと
- ウ.眠りの深さ
- エ.美しい都の風景
正解:イ.人の世の栄華のはかないこと
解説:「邯鄲(かんたん)の夢」は、廬生が邯鄲で栄華の一生を夢に見たが目覚めると粟がまだ炊けていなかった故事から、人生の栄枯盛衰のはかないこと。
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問42.故事成語「白眉」の意味として正しいものはどれか。
- ア.年老いた人
- イ.白髪頭
- ウ.多くのものの中で最も優れたもの
- エ.目立たない存在
正解:ウ.多くのものの中で最も優れたもの
解説:「白眉(はくび)」は、蜀の馬氏五兄弟のうち眉に白毛のある長兄が最も優れていた故事から、同類の中で最もすぐれた人や物。
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問43.四字熟語「玉石混淆」の意味はどれか。
- ア.宝石を混ぜ合わせること
- イ.石を磨いて玉にすること
- ウ.白黒つけがたいこと
- エ.優れたものと劣ったものが入りまじっていること
正解:エ.優れたものと劣ったものが入りまじっていること
解説:「玉石混淆(ぎょくせきこんこう)」は、宝石と石ころが入りまじる意から、価値あるものとないものが区別なく混在すること。
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問44.故事成語「水魚の交わり」が表す関係はどれか。
- ア.離れがたい親密な交友
- イ.師弟の関係
- ウ.敵対する関係
- エ.利害だけの薄い関係
正解:ア.離れがたい親密な交友
解説:「水魚の交わり」は、水と魚のように切り離せない親密な交わり。劉備が諸葛亮との関係を例えた故事に由来する。
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問45.慣用句「煮え湯を飲まされる」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.敵からひどい仕打ちを受けること
- イ.信頼していた者から裏切られてひどい目にあうこと
- ウ.熱い思いをさせられること
- エ.つらい目にあわされ我慢すること
正解:イ.信頼していた者から裏切られてひどい目にあうこと
解説:「煮え湯を飲まされる」は、信用していた人から裏切られてひどい目にあうこと。単なる赤の他人からの仕打ちには使わないのが本来。
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問46.慣用句「檄を飛ばす」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.強く励まし元気づけること
- イ.厳しくしかること
- ウ.自分の主張を広く知らせて同意・決起を促すこと
- エ.急いで知らせること
正解:ウ.自分の主張を広く知らせて同意・決起を促すこと
解説:「檄(げき)を飛ばす」は、檄文(主張・決起を呼びかける文書)を送り、広く同意や行動を促すこと。「元気づける」の意で使うのは本来は誤用とされる。
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問47.慣用句「失笑する」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.あきれて笑えなくなること
- イ.冷笑すること
- ウ.笑いをこらえること
- エ.おかしさをこらえきれず思わず笑い出すこと
正解:エ.おかしさをこらえきれず思わず笑い出すこと
解説:「失笑」は、こらえきれずに吹き出して笑うこと。「笑いも出ないほどあきれる」の意は誤用。
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問48.慣用句「うがった見方」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.物事の本質を的確にとらえた見方
- イ.否定的な見方
- ウ.ひねくれた疑い深い見方
- エ.表面的な見方
正解:ア.物事の本質を的確にとらえた見方
解説:「うがった見方」の「穿つ」は、本質を掘り下げて言い当てる意。「ひねくれた見方」は誤用。
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問49.慣用句「やぶさかでない」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.仕方なく…すること
- イ.喜んで…する、…する努力を惜しまないこと
- ウ.…するのをためらうこと
- エ.…しても構わない程度の消極性
正解:イ.喜んで…する、…する努力を惜しまないこと
解説:「やぶさかでない」は、物惜しみせず進んで行う、喜んで…する意。「仕方なくする」は誤用。
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問50.慣用句「鼻持ちならない」の意味として正しいものはどれか。
- ア.臭くてたまらないこと
- イ.鼻が高く自慢げであること
- ウ.言動が嫌みで我慢ならないこと
- エ.信用できないこと
正解:ウ.言動が嫌みで我慢ならないこと
解説:「鼻持ちならない」は、言動や態度が嫌みで見聞きするに耐えないこと。臭気の意から転じた。
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問51.次の対義語の組み合わせのうち、正しくないものはどれか。
- ア.「軽率」⇔「慎重」
- イ.「凡庸」⇔「非凡」
- ウ.「狭量」⇔「寛容」
- エ.「漸進」⇔「前進」
正解:エ.「漸進」⇔「前進」
解説:「漸進(少しずつ進む)」の対義語は「急進」。「前進」ではない。他は正しい対義語。
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問52.「容認」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.否認
- イ.承認
- ウ.黙認
- エ.是認
正解:ア.否認
解説:「容認(認め許す)」の対義語は「否認(認めない)」。承認・黙認・是認はいずれも認める側の語。
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問53.「冗漫」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.冗長
- イ.簡潔
- ウ.散漫
- エ.緩慢
正解:イ.簡潔
解説:「冗漫(だらだらと長く無駄が多い)」の対義語は「簡潔(短くまとまっている)」。冗長は類義語。
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問54.「希薄」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.稀少
- イ.軽薄
- ウ.濃厚
- エ.淡泊
正解:ウ.濃厚
解説:「希薄(うすい・乏しい)」の対義語は「濃厚」。
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問55.次のうち「該博」の類義語として最も適切なものはどれか。
- ア.該当
- イ.博愛
- ウ.広範
- エ.博識
正解:エ.博識
解説:「該博(がいはく)」は学識が広く深いこと。「博識」が類義語。「該当」「博愛」は別義。
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問56.「忖度」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.他人の心中をおしはかること
- イ.勝手に決めつけること
- ウ.強く要求すること
- エ.深く考え込むこと
正解:ア.他人の心中をおしはかること
解説:「忖度(そんたく)」は、他人の気持ちをおしはかること。「忖」も「度」もはかる意。
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問57.「逼迫」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.強く圧迫されること
- イ.事態や経済状態が差し迫って余裕がなくなること
- ウ.急に襲いかかること
- エ.じわじわ追い詰めること
正解:イ.事態や経済状態が差し迫って余裕がなくなること
解説:「逼迫(ひっぱく)」は、行きづまって余裕がなくなること。財政逼迫、需給逼迫などと用いる。
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問58.「言質」の正しい読みと意味の組み合わせはどれか。
- ア.ことばじち・言葉での質問
- イ.げんしつ・言葉の質
- ウ.げんち・後で証拠となる約束の言葉
- エ.ごんち・本音の言葉
正解:ウ.げんち・後で証拠となる約束の言葉
解説:「言質(げんち)」は、のちの証拠となる約束の言葉。「言質を取る」などと用いる。
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問59.カタカナ語「アイロニー」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.主体性
- イ.哀愁、もの悲しさ
- ウ.象徴
- エ.皮肉、反語
正解:エ.皮肉、反語
解説:「アイロニー(irony)」は、皮肉・反語の意。期待と反する結果を皮肉る意でも用いる。
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問60.カタカナ語「アンビバレント」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.相反する感情を同時に抱くさま
- イ.環境にやさしいさま
- ウ.野心的なさま
- エ.あいまいで不明確なさま
正解:ア.相反する感情を同時に抱くさま
解説:「アンビバレント(ambivalent)」は、愛と憎しみのように相反する感情を同時に抱くさま。名詞はアンビバレンス。
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問61.「枯れ木も山のにぎわい」を、自分をへりくだって言うのではなく他人に対して使うのは、本来は失礼にあたる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「枯れ木も山のにぎわい」は、つまらないものでも無いよりはましの意で、自分をへりくだって言う語。他人を「枯れ木」に例えることになり失礼にあたる。
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問62.「役不足」は、本人の力量に対して役目が軽すぎることを表す。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「役不足」は、与えられた役目がその人の実力に対して軽すぎる意。実力が足りない意の「力不足」と混同しやすい。
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問63.「気が置けない人」とは、油断ができず警戒すべき相手のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「気が置けない」は気づかいや遠慮が不要で打ち解けられる意。警戒すべき相手の意で使うのは誤用。
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問64.「破天荒」とは、豪快で大胆な無茶な振る舞いを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「破天荒」は前人の成し得なかったことを初めて成し遂げる意。豪快・無茶の意で使うのは誤用。
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問65.四字熟語「五里霧中」は、方針や見通しが立たず、どうすべきか迷うさまを表す。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「五里霧中(ごりむちゅう)」は、深い霧の中で方角を見失う意から、物事の見通しが立たず迷うこと。「五里夢中」と書くのは誤り。
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問66.四字熟語「危機一髪」の「一髪」は、正しくは「一発」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「危機一髪」は髪の毛一本ほどのわずかな差で危険が迫る意で、「一髪」と書く。「一発」は誤り。
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問67.四字熟語「単刀直入」の「単刀」を「短刀」と書くのは誤りである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「単刀直入」は、ただ一振りの刀で敵陣に切り込む意から、前置きなく要点に入ること。「短刀」と書くのは誤り。
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問68.「絶体絶命」の「絶体」を「絶対」と書くのは誤りである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「絶体絶命」は、どうにも逃れようのない窮地の意で、「絶体」と書く。「絶対絶命」は誤り。
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問69.「他山の石」は、他人の優れた言行を手本にする意で用いるのが本来の用法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「他山の石」は他人のよくない言行も自分を磨く助けになる意。手本にする意で使うのは誤用。
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問70.「情けは人の為ならず」は、人に情けをかけると巡り巡って自分のためになるという意味である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「情けは人の為ならず」は、人への親切は回り回って自分に良い報いとして返る意。「甘やかしは本人のためにならない」は誤用。
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問71.「煮え湯を飲まされる」は、見ず知らずの他人からひどい仕打ちを受ける意で使うのが本来である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「煮え湯を飲まされる」は信頼していた者から裏切られてひどい目にあう意で、本来は親しい者・信用した者からの裏切りに使う。
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問72.「敷居が高い」は、本来は高級・上品すぎて入りにくいという意味である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「敷居が高い」は不義理や面目ないことがあってその家を訪ねにくい意。高級すぎて入りにくいの意は近年の用法で本来は誤用とされる。
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問73.「白羽の矢が立つ」は、本来は多くの中から犠牲・いけにえとして選び定められる意であった。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「白羽の矢が立つ」は、いけにえに望む娘の家の屋根に白羽の矢を立てたという俗信に由来し、本来は犠牲として選ばれる意。今は大役に抜擢される意でも使う。
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問74.四字熟語「言語道断」は、もってのほかで言葉に表せないほどひどいことを表す。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「言語道断(ごんごどうだん)」は、言葉では言い表せないほどひどい、もってのほかの意。もとは仏教語で言葉で説明できない深遠な真理の意であった。
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問75.四字熟語「一朝一夕」は、長い年月をかけて成し遂げることを表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「一朝一夕(いっちょういっせき)」は、わずかな期間・短い時日の意。「一朝一夕にはできない」のように、短期間では達成しがたいことに用いる。