英検3級の勉強法・参考書ガイド【中学卒業レベル・高校入試でも評価】
英検3級は、中学卒業(中学3年生)程度の試験で、4級の次に挑戦する級です。高校入試で評価されることが多く、受験者がとても多い人気の級として知られています。一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニング、合格すると二次試験(スピーキングの面接)に進みます。この記事では、4級に合格した人やこれから英検3級を目指す中学生、その保護者の方に向けて、合格までの学習の進め方とおすすめの勉強法をやさしく紹介します。
※検定料・試験日程・出題形式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
英検3級はどんな試験?
英検3級は、中学卒業(中学3年生)程度の英語力を測る級です。4級で学んだ内容の上に、現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問などの中3文法が加わります。「4級に合格して次の目標がほしい」「高校入試に向けて英語力を確認したい」という人にちょうどよいレベルです。
英検3級には、これまでの級と大きく違うところが2つあります。1つはライティング(英作文)が一次試験に加わること、もう1つは一次試験に合格すると二次試験(スピーキングの面接)があることです。一次試験はリーディング・ライティング・リスニングで構成されます。なお、英作文と二次試験(面接)は当サイトの一問一答では扱っていません。これらは別途、書く・話す練習が必要になります(後ほどコツも紹介します)。
| レベル | 中学卒業(中学3年生)程度・4級の次のステップ |
|---|---|
| 一次試験 | リーディング+ライティング(英作文)+リスニング |
| 二次試験 | スピーキング(対面の面接形式) |
| 当サイトの対象 | 語彙・熟語・中3文法・会話の一問一答(英作文・面接は対象外) |
| 検定料 | 6,400円(2026年度・本会場・個人/変動あり) |
| 試験回数 | 年3回(第1回6月・第2回10月・第3回翌1月ごろ) |
| 合格率 | 公式非公表(一般に約50%程度と言われる) |
合格率は近年公式には公表されていませんが、一般に約50%程度と言われています。4級より一段階レベルが上がり、英作文や面接も加わりますが、語彙・文法の基礎を固めて練習を重ねれば十分に合格をねらえる級です。
合格までの学習時間と学習ステップ
英検3級の合格に必要な学習時間は、50〜100時間程度が目安です。4級に合格している人なら、もっと短い時間で準備できることもあります。1日30分〜1時間の学習を、毎日少しずつ続けるのがいちばんの近道です。
- ステップ1:4級の内容を確認する(過去形・未来・助動詞・比較など)
- ステップ2:中3の単語・熟語を増やす(全体の半分くらいの時間をかける)
- ステップ3:中3文法を理解する(現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問など)
- ステップ4:会話・場面表現に慣れる(電話・買い物・道案内・依頼など)
- ステップ5:リスニングの音に慣れる(毎日少しずつ英語を聞く)
- ステップ6:英作文・面接の練習をする(語彙・文法を固めた上で書く・話す練習)
- ステップ7:問題演習で力だめし(一問一答や過去問でくり返し)
分野別の対策
① 単語・熟語
英検3級では、4級より多くの単語・熟語が出ます。意味だけでなく使い方や前置詞もセットで覚えましょう。バラバラに覚えるより、かたまりや短い文で声に出して覚えると忘れにくくなります。覚えた語彙は英作文やスピーキングでもそのまま使えるので、3級対策の土台になります。
② 現在完了・受動態
3級の中心となる文法です。現在完了(have/has + 過去分詞)の「完了・経験・継続」の使い分けや、受動態(be動詞 + 過去分詞)の作り方をおさえましょう。過去分詞の形(とくに不規則動詞)はくり返し練習して覚えるのが大切です。
③ 関係代名詞・分詞・間接疑問
関係代名詞(who / which / that)、分詞(〜ing / 〜ed が名詞を修飾する形)、間接疑問(I know where he is. など)は中3の重要ポイントです。文が長くなりやすいので、どこが主語・動詞かを意識して読む練習をしましょう。
④ 不定詞応用・動名詞・比較応用・接続詞
不定詞の応用(want 人 to 〜 など)、動名詞、比較の応用、接続詞(if / that / when / because など)も3級でよく出ます。形の作り方を一つずつ確認し、短い例文で使い方を身につけましょう。
⑤ 会話・場面表現
電話、買い物、道案内、依頼や提案など、場面に合った会話表現が出ます。決まり文句をそのまま覚えておくと、リーディングでもリスニングでも、さらに二次試験(面接)でも役立ちます。
⑥ リスニング慣れ
リスニングは配点の大きな割合を占めます。英語の音に耳を慣らすことが大切なので、毎日少しの時間でいいので英語を聞く習慣をつけましょう。聞こえた英語を声に出してまねする(音読)と、聞き取る力もスピーキング力もいっしょに伸びます。
英作文・二次試験(面接)の対策のコツ
英作文と面接は当サイトの一問一答では扱っていませんが、合格には欠かせない要素なので、対策の方向性だけ簡単に紹介します。くわしくは英作文・面接対応の参考書や過去問で別途練習しましょう。
- 英作文:質問に対し「自分の意見 → 理由を2つ」の形で短くまとめる練習をします。覚えた語彙・文法を使い回せるよう、簡単な英文を自分で書いてみることが大切です。
- 二次試験(面接):英文の音読、パッセージやイラストについての質問、自分のことを答える質問などがあります。声に出す練習をくり返し、面接の流れに慣れておきましょう。
おすすめの学習法
- 単語はくり返す:1回で覚えようとせず、何度も見て少しずつ定着させます。
- 例文で覚える:単語や文法だけでなく短い文ごと覚えると、英作文や面接でも使えます。
- 毎日少しずつ:1日30分でも、続けることで力がつきます。週末にまとめてより、毎日コツコツが効果的です。
- 声に出す:単語も例文も、声に出して読むとリスニングと面接の両方に役立ちます。
当サイトの一問一答の活用法
当サイトでは、英検3級でよく出る語彙・熟語・中3文法・会話表現を一問一答で練習できます。次の章から、苦手な分野を選んでくり返し挑戦してみましょう(英作文・面接は別途対策が必要です)。
- 動詞 — 現在完了・受動態などで使う動詞・過去分詞
- 名詞 — 中3レベルの身近な名詞
- 形容詞・副詞 — 比較や描写で使う語
- 熟語 — 中3レベルの熟語・連語表現
- 文法 — 現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問など
- 会話 — 電話・買い物・依頼など場面別の表現
まずは文法で現在完了や受動態を固めてから、熟語や会話に進むのがおすすめです。用語の意味は用語集で、試験の申込みや当日の流れは試験ガイドで確認できます。
英検3級 一問一答 →
直前期の過ごし方
試験が近づいてきたら、新しいことをたくさん増やすより、これまで覚えたことの確認を中心にしましょう。
- 苦手な単語・熟語・文法をもう一度見直す(新しい単語は無理に増やさない)
- 一問一答や過去問をくり返し、まちがえた問題だけ復習する
- 過去分詞など、覚えきれていないものを最終チェックする
- 英作文は得意な型で書けるよう、いくつか例文を仕上げておく
- リスニングの音に毎日ふれて、耳を慣らしておく
- 前日は早めに寝て、当日は受験票・筆記用具・時計を忘れずに準備する
くわしい試験の難易度や、よくある質問はFAQも参考にしてください。4級の内容を確認したい人は英検4級もあわせてどうぞ。
まとめ
英検3級は中学卒業レベルの試験で、4級の次のステップにぴったりです。高校入試でも評価されることが多く、人気の高い級です。ポイントをおさらいします。
- 一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニング、合格後に二次試験(面接)がある
- 当サイトの一問一答は語彙・熟語・中3文法・会話が対象(英作文・面接は別途対策が必要)
- 学習時間は50〜100時間程度が目安(4級経験者ならもっと短いことも)
- 合格率は公式非公表(一般に約50%程度と言われる)。準備すれば十分ねらえる
- 現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問など中3文法と単語・熟語をしっかり押さえる
- 一問一答でくり返し練習して合格を確実にしよう
英検3級 一問一答 →