英検3級の難易度と合格率【他の級と比較・高校入試でも評価】
英検3級は、実用英語技能検定(英検)の中学卒業程度にあたる級で、4級の次のステップです。高校入試で評価されることが多く、受験者がとても多い人気の級として知られています。「英検3級ってどのくらい難しいの?」という方に向けて、この記事では合格率の目安や合格基準、他の級との難易度比較をもとに、英検3級の難易度をやさしく解説します。
※検定料・試験日程・出題形式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
- 英検3級の難易度(中学卒業レベル)
- 合格率の目安(公式非公表・一般に約50%程度と言われる)と合格基準(CSEスコア制)
- 4級・準2級など他の級との難易度比較
- つまずきやすいポイントと学習時間の目安
英検3級とは?
英検3級は、中学卒業(中学3年生)程度の英語力を測る級で、4級の一つ上のレベルです。4級で学んだ内容に、現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問などの中3文法が加わります。上の級としては高校中級程度の準2級が続きます。
英検3級の一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニングで構成され、一次試験に合格すると二次試験(スピーキングの面接)があります。4級までと違い、英作文と面接が加わるのが大きな特徴です。なお、当サイトの一問一答は語彙・熟語・文法・会話を対象としており、英作文・面接は別途対策が必要です。
| 試験名 | 実用英語技能検定 3級 |
|---|---|
| レベル | 中学卒業(中学3年生)程度 |
| 一次試験 | リーディング+ライティング(英作文)+リスニング |
| 二次試験 | スピーキング(対面の面接形式) |
| 学習時間の目安 | 50〜100時間 |
| 受験資格 | 制限なし(年齢・学歴不問) |
※試験形式・日程・合格基準は改定される場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会の公式サイトでご確認ください。
英検3級の難易度は中学卒業レベル
英検3級は、4級で中2レベルを固めた人が次に挑戦するのにちょうどよい級です。問われるのは現在完了・現在完了進行形、受動態、関係代名詞、分詞、間接疑問、不定詞の応用、動名詞、比較の応用、接続詞などの中3文法と、それに対応する語彙・熟語・会話です。
4級までと大きく違うのは、英作文(ライティング)と二次試験(面接)が加わる点です。マーク式の力に加えて「書く・話す」力も求められるため、4級から一段階レベルが上がります。とはいえ中学校でひと通り英語を習っている人なら、教科書レベルを復習し、英作文・面接の練習を加えれば十分に合格を狙えます。
英検3級の合格率と合格基準
英検は、2016年度以降、合格率を公式には公表していません。一般には3級の合格率は約50%程度と言われることがありますが、これは公式の数値ではないため、あくまで目安として考えてください。
合格基準(CSEスコア制)
英検は、各技能の素点をそのまま合否に使うのではなく、CSEスコアという指標に換算して合否を判定します。これは、回ごとの問題の難易度差を補正し、公平に評価するための仕組みです。一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能、二次試験はスピーキングで評価されます。
具体的な合格点(CSEスコアのボーダー)は回によって変動するため断定はできませんが、各技能をバランスよく得点することが大切です。とくに英作文は配点が大きいため、苦手にしないよう練習しておきましょう。
素点(何問正解したか・英作文の評価など)を、統計的な処理でスコアに変換する方式です。これにより「今回は問題が難しかったから少し低い点でも合格」といったように、回ごとの難易度差が調整されます。そのため「○点取れば必ず合格」という固定の点数はなく、技能のバランスよく得点することが合格の目安になります。
難易度を他の級と比較
英検3級の難易度を、下位の4級や上位の準2級などと比較します。級が上がるごとに語彙・文法のレベルが上がり、3級からは英作文や二次試験(面接)が加わって難易度が階段状に上がっていきます。
| 級 | レベルの目安 | 合格率の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 4級 | 中学中級(中2)程度 | 公式非公表(高め) | やさしい〜普通 |
| 3級 | 中学卒業程度 | 公式非公表(約50%程度と言われる) | 普通 |
| 準2級 | 高校中級程度 | 公式非公表 | 普通〜やや難しい |
※英検は2016年度以降、合格率を公表していません。表の合格率は一般に言われる目安で公式値ではありません。最新情報は英検公式サイトでご確認ください。
このように、英検3級は4級の一つ上の中学卒業レベルで、英作文・面接が加わる節目の級です。準2級に進むにつれて語彙数や文法が増え、難易度が上がっていきます。まずは3級で中3レベルの基礎と「書く・話す」力を身につけてから、ステップアップしていくのがおすすめです。4級から確認したい人は英検4級もあわせてご覧ください。
英検3級でつまずきやすいポイント
1. 現在完了・受動態の理解
3級で最初につまずきやすいのが、現在完了(have/has + 過去分詞)と受動態(be動詞 + 過去分詞)です。とくに不規則動詞の過去分詞は形がバラバラなので、くり返し練習して覚える必要があります。現在完了の「完了・経験・継続」の使い分けもあわせて整理しておきましょう。
2. 関係代名詞・分詞・間接疑問で文が長くなる
関係代名詞(who / which / that)、分詞、間接疑問が入ると、一文が長くなって読みづらくなります。どこが主語・動詞かを意識して、文の骨組みをつかむ練習をしておきましょう。長文読解でも差がつくポイントです。
3. 英作文・面接という新しい関門
3級から加わる英作文(ライティング)と二次試験(面接)は、マーク式とは別の練習が必要です。英作文は「意見+理由2つ」の型に慣れること、面接は声に出す練習をくり返すことが大切です。これらは当サイトの一問一答では扱わないため、別途参考書や過去問で対策しましょう。
英検3級は4級より語彙・文法の量が増え、現在完了・受動態・関係代名詞などの中3文法が中心になります。さらに英作文と面接が加わるため、マーク式だけの対策では足りません。語彙・文法の基礎を一問一答で固めつつ、英作文と面接は別途練習しておけば、安心して合格を狙えます。
学習時間の目安は50〜100時間
英検3級の合格に必要な学習時間は、50〜100時間程度が目安です。4級にすでに合格している人なら、教科書の復習と過去問演習を中心に、もう少し短い時間でも合格を狙えます。英作文・面接の練習時間も見込んでおきましょう。
1日30分〜1時間のペースなら、おおむね2〜3ヶ月で十分な準備ができます。単語・熟語をこまめに覚えつつ、現在完了・受動態・関係代名詞などの文法を確認し、リーディング・リスニングの過去問で問題形式に慣れ、英作文と面接の練習も並行して進めましょう。
英検3級 の問題を解く →
効率的な学習の進め方は英検3級の勉強法・学習スケジュールで詳しく解説しています。試験日程や申込み方法は英検3級の試験概要・申込みガイドを、よくある疑問は英検3級のよくある質問を、出てくる英語用語は英検3級の用語集を合わせてご覧ください。
まとめ
英検3級の難易度と合格率について、ポイントをまとめます。
- レベルは中学卒業程度で、4級の次のステップ。高校入試で評価されることが多い人気級
- 一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニング、合格後に二次試験(面接)がある
- 合格率は公式非公表(一般に約50%程度と言われる)
- 合否は素点をCSEスコアに換算して判定。各技能をバランスよく得点することが大切
- つまずきやすいのは現在完了・受動態・関係代名詞・分詞・間接疑問、そして英作文・面接
- 学習時間の目安は50〜100時間。4級より一段階レベルアップ
英検3級は中3レベルの基礎と「書く・話す」力を押さえることが合格の近道です。まずは一問一答で語彙・文法の基礎力をチェックしてみましょう(英作文・面接は別途対策を)。
英検3級 一問一答 →
📊 同カテゴリ資格との難易度比較【語学・教育】
「英検3級(実用英語技能検定 3級)」を同じ語学・教育の資格と難易度・学習時間・コスパで横並び比較しました(難易度が低い順)。自分に合った受験順や次に狙う資格の検討にお使いください。
| 資格 | 難易度 | 学習時間目安 | 年収目安 | コスパ |
|---|---|---|---|---|
| 英検7級 | Lv1・入門 | 10〜20時間 | — | ◎ |
| 英検6級 | Lv1・入門 | 15〜30時間 | — | ◎ |
| 英検5級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 英検4級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 英検3級 ◀ この資格 | Lv2・やさしめ | 50〜100時間 | — | ◎ |
| 英検準2級 | Lv2・やさしめ | 80〜150時間 | — | ○ |
| 英検2級 | Lv3・標準 | 150〜300時間 | — | ○ |
| 登録日本語教員 | Lv3・標準 | 200〜400時間 | 300〜450万円 | ○ |
| 英検準1級 | Lv4・難関 | 300〜500時間 | — | ○ |
| 英検1級 | Lv5・最難関 | 500時間以上 | — | △ |
※難易度Lv・学習時間・コスパは目安です。資格の組合せ・コスパ全体像は資格コスパ比較ランキングもご覧ください。