ケアマネジャー試験の合格体験記【独学5ヶ月で合格した勉強法】
ケアマネジャー試験に独学で合格したEさん(30代・介護福祉士保有・実務経験7年)の体験記。総勉強時間約220時間・期間5ヶ月での合格までの道のりを公開します。
※受験料・試験日程・合格基準・法令の数値は改定される場合があります。最新情報は必ず厚生労働省 介護・高齢者福祉または受験予定都道府県の指定機関でご確認ください。
受験動機
特養で介護福祉士として7年勤務後、ケアマネジメント業務に進みたく受験。介護福祉士資格+実務経験7年で受験資格を満たしていました。
使用した教材
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勉強の進め方
1〜3ヶ月目: テキスト通読+一問一答
平日30分×5日+休日3時間の計約4〜5時間/週でテキストを通読。介護支援分野は新規学習、保健医療福祉分野は介護福祉士の知識を活用。
4〜5ヶ月目: 過去問・模試
過去5年分の過去問を3周。本番形式(120分・60問)で時間配分の練習。介護支援分野の足切り対策に重点を置いた。
本番の感想
介護支援分野は時間ぎりぎり、保健医療福祉分野は余裕。介護支援18点・保健医療福祉26点で合格。
合格体験記② Fさん(40代女性・看護師・実務経験10年)の場合
受験動機
急性期病院で看護師として10年勤務後、訪問看護ステーションへ転職を機にケアマネジャー資格取得を決意。看護師資格+実務経験10年で受験資格をクリア。
学習スケジュール(約280時間・7ヶ月)
- 1〜3ヶ月目: テキスト通読+介護保険制度の基礎固め(医療職には未知の領域)
- 4〜5ヶ月目: 一問一答で論点定着(当サイトのケアマネジャー一問一答を全章2周)
- 6〜7ヶ月目: 過去問5年分を3周、本番形式の時間配分演習
使用教材と工夫
中央法規「ケアマネジャー基本テキスト」をメインに、看護師の強みである保健医療サービス分野を得点源化。介護支援分野は介護保険制度と要介護認定・ケアマネジメントの章を重点学習。
本番結果
介護支援19点・保健医療福祉30点で合格。医療職強みの戦略が奏功。
合格体験記③ Gさん(50代男性・社会福祉士・実務経験6年)の場合
受験動機
地域包括支援センターで社会福祉士として勤務、主任ケアマネ候補としてケアマネ資格取得が必要に。社会福祉士+実務経験6年で受験資格を満たす。
学習スケジュール(約180時間・4ヶ月)
- 1ヶ月目: 介護保険制度の最新改正点をキャッチアップ(実務知識を試験用に整理)
- 2〜3ヶ月目: 一問一答+過去問交互演習で頻出パターン定着
- 4ヶ月目: 直近3年分の過去問を本番形式で完了、苦手分野(保健医療サービスの医療系論点)を集中強化
本番結果
介護支援22点・保健医療福祉28点で合格。社会福祉士の実務知識と試験対策の両輪が功を奏した。
合格者に共通する成功の法則
- 過去問は最低3周以上: 直近5年分の出題傾向を体に染み込ませる。過去問の傾向と対策を参照
- 各分野70%の足切り対策: 弱い分野を集中的に補強。一問一答で各章ごとの定着度を可視化
- 実務経験を活かす分野+未知の分野のバランス学習: 介護福祉士は介護支援分野が新規、看護師は介護保険制度が新規となる
- 毎日30分でも継続: 5年900日の受験要件を満たすほど多忙な実務者でも、隙間時間活用が合格の鍵
- 合格後の実務研修(87時間)も視野に: 試験合格はゴールでなくスタート、研修修了で初めて登録可能
受験者がよく抱える疑問Q&A
Q. 実務経験5年900日はどう計算されますか?
受験資格となる実務経験は、対象職種(医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士等)で通算5年以上かつ900日以上の従事実績。複数職場の合算可能ですが、日数の証明書類が必要です。詳細は受験ガイドを確認。
Q. 介護支援分野と保健医療福祉分野、どちらが難しい?
受験者の前職により変わります。看護師・PT・OT等の医療職は保健医療福祉が得点源、介護支援が難所。介護福祉士・社会福祉士等の福祉職は介護支援が得点源、保健医療福祉が難所となります。各分野70%の足切りがあるため弱い方を重点強化が定石。
Q. 通信講座は必要ですか?
独学合格者は多数います。三幸福祉カレッジ等の通信講座は「短期合格を強制したい」「スケジュール管理が苦手」な方には有効。詳細は通信講座比較を参照。
これから受験する方へ
各分野70%の足切りに注意。介護支援分野が新規学習となる方は時間配分に余裕を持って学習計画を立てることが重要です。詳細は勉強法ガイドを、合格後の活かし方は仕事内容・年収を、通信講座も検討する場合は通信講座比較が参考になります。
合格体験記④ 40代女性・介護福祉士+特養5年(ユーキャン併用・1発合格型)
特別養護老人ホームで介護福祉士として5年勤務の40代女性が、ユーキャン通信講座を活用して8ヶ月300時間で一発合格したケースです。家事・育児と両立しながら計画的に学習を進めた王道パターンです。
- 40代前半・特養介護福祉士(実務5年・パート→正社員転換組)
- 介護福祉士保有・中学生+小学生の2児の母
- 総学習時間:約300時間(8ヶ月・1日1〜1.5時間)
- 使用講座:ユーキャン ケアマネジャー講座(約44,000円・添削課題3回)
- 結果:介護支援20点・保健医療福祉28点で一発合格
学習スケジュール(8ヶ月300時間)
子どもの登校後9:00〜10:30と寝かしつけ後22:00〜22:30をメイン学習時間に設定。1〜3ヶ月目はユーキャンの分冊テキストで介護保険制度の全体像をインプット(120時間)、4〜5ヶ月目は付属の問題集と添削課題で論点定着(80時間)、6〜7ヶ月目は過去5年分の過去問を3周(80時間)、8ヶ月目は苦手な保健医療福祉サービス分野の医療系論点を集中復習(20時間)。試験本番では介護支援分野は介護福祉士の知識で得点でき、医療系の苦戦を最低限に抑える戦略が奏功しました。
使用した教材・教材費
- メイン講座:ユーキャン ケアマネジャー講座(約44,000円・分冊テキスト4冊+添削3回)
- 過去問:中央法規 ケアマネジャー試験過去問解説集(直近5年)
- 苦手対策:晶文社『ケアマネジャー試験 これだけ覚える保健医療福祉サービス』
- 一問一答:資格道場のケアマネジャー一問一答(家事の合間スマホ活用)
つまずきポイントと対策
介護福祉士保有者の典型的な弱点である保健医療福祉サービス分野の医療系論点に苦戦。バイタルサインの正常値、検査値(HbA1c・eGFR・BNP)、感染症(MRSA・ノロ・疥癬)、緩和ケアなど、介護現場では看護師任せだった領域を独学で押さえる必要がありました。対策として、「疾患×症状×検査値×ケアのポイント」の4列表を疾患20種類について自作し、毎日5疾患ずつローテーション復習。また、勤務先の特養の看護師に休憩時間に質問させてもらい、現場感覚と結びつけて理解を深めました。本番では医療系8〜10問のうち7問正解でき、足切り回避につながりました。
合格してよかったこと
- 合格後の実務研修(87時間)を経て、特養内ケアマネへ異動(資格手当+15,000円)
- 介護福祉士→ケアマネのキャリアアップで月収+30,000円アップ
- 夜勤がなくなり子育てとの両立がしやすくなった
- 居宅介護支援事業所への転職も視野に入り、選択肢が広がった
これから受験する方へのアドバイス
- 介護福祉士保有者は医療系分野が最大の難所:早期着手+現場の看護師に教わるが効率最大
- 通信講座は分冊式が育児中ママと相性◎:1冊が薄く達成感が小刻みに得られる
- スキマ時間学習は「毎日触れる」が鉄則:1日30分でも8ヶ月積み上げれば300時間に届く
- 実務研修87時間込みで計画を:合格後の研修まで含めて初めてケアマネ登録可能
合格体験記⑤ 30代男性・看護師20年+地域包括センター(中央法規ワークブック・2回目合格型)
急性期病院看護師20年経験後、地域包括支援センター勤務に転向した30代男性看護師が、中央法規ワークブックを軸に独学で6ヶ月250時間×2回目で合格したケースです。介護保険制度の体系学習に時間がかかった医療職パターンです。
- 30代後半・地域包括支援センター看護師(医療職通算20年・救急→訪問看護→地域包括)
- 看護師(受験要件は看護師実務5年900日でクリア)
- 総学習時間:約250時間(6ヶ月・2回受験)
- 使用教材:中央法規ワークブック中心・独学(通信講座なし)
- 結果:1回目(介護支援14点で足切り)→2回目(介護支援19点・保健医療福祉32点)合格
学習スケジュール(6ヶ月250時間)
1回目は2ヶ月100時間の短期決戦で挑み、保健医療福祉分野は満点近く取れたものの介護支援分野(介護保険制度)が14点で足切りに。2回目は反省を踏まえ、6ヶ月計画でリベンジ。1〜2ヶ月目は中央法規「ケアマネジャー基本テキスト」で介護保険制度の体系を一から学習(80時間)、3〜4ヶ月目はワークブックで論点定着(90時間)、5〜6ヶ月目は過去5年分の過去問を3周+直前模試(80時間)。地域包括センター勤務になってから、業務でケアマネと毎日関わるため実務感覚も補強できました。
使用した教材・教材費
- メインテキスト:中央法規 ケアマネジャー基本テキスト(約8,000円・上下巻)
- 問題集:中央法規 ケアマネジャー試験ワークブック(約4,000円)
- 過去問:中央法規 ケアマネジャー試験過去問解説集(直近5年)
- 直前模試:晶文社 ケアマネジャー試験模擬問題集2回分
- 一問一答:資格道場のケアマネジャー一問一答(通勤電車30分活用)
つまずきポイントと対策
最大の壁は介護保険制度の構造理解。保険者・被保険者・利用者負担割合・要介護認定の流れ・地域支援事業・地域包括ケアシステムなど、医療現場では触れない論点が大量にあり、1回目は丸暗記で挑んで撃沈。2回目は「介護保険法の条文構造を頭から読む」アプローチに切替え、法律→政令→省令→告示の階層と保険給付の種類(介護給付・予防給付・市町村特別給付)を体系的に整理。さらに、地域包括支援センター業務で扱う第1号介護予防支援事業・総合事業を実務と紐づけて理解しました。介護支援分野の25問は全て過去問に類題があるため、過去10年分の介護支援分野だけを抽出して5周する集中対策で19点を確保しました。
合格してよかったこと
- 地域包括支援センターで主任ケアマネへのキャリアパスが明確に
- 看護師+ケアマネのダブルライセンスで在宅医療領域での専門性向上
- 居宅介護支援事業所への独立開業の選択肢が現実味を帯びた
- 医療職としてケアプラン作成に直接関われる立場になり、利用者支援の幅が広がった
- 夜勤のない働き方が選べるようになり、QOL改善
これから受験する方へのアドバイス
- 医療職は介護支援分野が最大の難所:保健医療福祉は得点源、介護支援に学習時間の60%を投入
- 介護保険制度は法律の階層構造から理解する:丸暗記より体系学習が結果的に最速
- 1回目で足切りを経験する人は珍しくない:科目別足切りがあるため油断禁物、2回目前提で長期戦の覚悟を
- 過去問は分野別に集中演習:苦手分野だけ抽出して5周する方が全分野3周より効率的
- 地域包括・居宅介護支援の実務経験者に相談:制度の生きた理解には現場の声が最強
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