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問1 システム
ローター回転数を10%増加させた場合の推力増加率として最も近い値はどれか(T∝n²の関係)。
  • 1. 約10%
  • 2. 約15%
  • 3. 約21%
問2 システム
機体総重量を変更(ペイロード追加・バッテリー大型化)するとホバリング推力が増加し、結果として総飛行時間が延長する。
問3 システム
RTK-GNSSは基準局と機体間の搬送波位相差を用いて測位精度をcmレベルに高める技術で、地形測量や精密農薬散布に活用される。
問4 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
インフラ点検における目視外飛行では、構造物への接近に伴うGNSS精度低下やマルチパスの影響を考慮し、補完的な位置推定手段や離隔距離の確保が求められる。
問5 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
フェールセーフ機能など緊急時の対応に関する記述として、教則に照らして誤っているものはどれか。
  • 1. バッテリー残量が極端に少ないときは、その場で自動着陸を試みる
  • 2. 電池の異常時に発煙・発火を防ぐことも、フェールセーフ機能の例に入る
  • 3. カテゴリーⅢの目視外飛行では、自動帰還を避けるためフェールセーフを切る
問6 運航上のリスク管理
SORA運航リスク評価における主要な3要素として最も適切な組合せはどれか。
  • 1. GRC(地上)・ARC(空中)・SAIL(保証完全性レベル)
  • 2. 費用・効果・期間
  • 3. 速度・高度・距離
問7 運航上のリスク管理
スイスチーズモデルは複数の防護層を重ねることで、一つの層の脆弱性(穴)が他の層によりカバーされ、事故発生確率を低減する安全管理モデルである。
問8 操縦者及び運航体制
ヒューマンエラーは個人の注意不足だけで発生するため、操縦者個人の技量と注意力向上のみで完全に防止できる。
問9 規則
緊急用務空域の指定主体として正しいものはどれか。
  • 1. 都道府県知事
  • 2. 国土交通省
  • 3. 市町村長
問10 運航上のリスク管理
ダウンバーストのうち直径が4km程度以下のものはマイクロバーストと呼ばれ、範囲は小さいが下降流はより強烈な場合があり、数分から10分程度の局地的な現象のため通常の観測網では探知されにくい。
問11 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
推力重量比が1を大きく下回るマルチロータでも、垂直方向の急上昇や強い外乱への姿勢回復を余裕をもって行うことができる。
問12 規則
飛行日誌は飛行記録・日常点検記録・点検整備記録の3種から構成され、機体ごとに作成・保存する義務がある。
問13 システム
プロペラを表すパラメーター『10×4.5』は前者がプロペラ直径10インチ、後者がピッチ4.5インチ(1回転で前進する理論距離)を示す。
問14 運航上のリスク管理
リスクアセスメントの『リスク特定』段階では、対策の費用見積を最初に行い、危険源の列挙は後回しでよい。
問15 運航上のリスク管理
重大インシデントとして報告すべき事案はどれか。
  • 1. 飛行中に無人航空機が発火した事態
  • 2. バッテリー残量の予想より早い低下
  • 3. プロペラの異音
問16 操縦者及び運航体制
十分な視程が確保できない雲や霧の中では、目視内飛行であっても無人航空機を飛行させてはならない。
問17 運航上のリスク管理
航空法上の『事故』に該当しないものはどれか。
  • 1. 人の死傷
  • 2. 操縦者の主観的な不安
  • 3. 第三者の物件の損壊
問18 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
カテゴリーIII飛行の定義として最も適切なものはどれか。
  • 1. 補助者を配置して第三者の立入りを管理しつつ行う目視外飛行
  • 2. 人口集中地区の上空で、目視外で行う飛行
  • 3. 第三者の立入りを管理する措置を講じないで行う特定飛行
問19 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
最終GRCの低減に寄与しないものはどれか。
  • 1. 機体を大型化し、積載量を増やして運航の効率を上げる
  • 2. 第三者の立入りが少ない飛行経路を選んで設定する
  • 3. パラシュートを装備し、落下時の衝撃エネルギーを減らす
問20 操縦者及び運航体制
無人航空機の手動操縦と自動操縦について、教則に照らして最も適切なものはどれか。
  • 1. 決められた経路を高い再現性で繰り返し飛ぶ作業には、手動操縦が向いている
  • 2. GNSS受信機や電子コンパスが機能不全に陥ったときは、自動操縦で危険を回避する
  • 3. 自動操縦でも、設定した飛行経路上の障害物は事前に現地で確認しておく
問21 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
カテゴリーIII飛行は、二等無人航空機操縦士の技能証明と第二種機体認証があれば、飛行ごとの許可・承認なしに自由に実施できる。
問22 システム
ペイロード搭載時の重心調整について最も適切な記述はどれか。
  • 1. 重心位置は飛行性能に影響しない
  • 2. 重心は前方寄りが望ましい
  • 3. 重心は機体中心に保ち、前後左右の偏倚を避ける
問23 システム
機体動力源のLiPoバッテリーから機体を取り外す際の注意として最も適切なものはどれか。
  • 1. 端子を絶縁し耐火袋で保管
  • 2. 端子は剥き出しのまま放置可
  • 3. 金属箱に直接入れる
問24 操縦者及び運航体制
操縦者は飛行終了後に飛行日誌に飛行時間・経路・特記事項を記録し、機体の冷却・バッテリー保管・点検整備を行う『ポストフライト手順』を実施する必要がある。
問25 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
飛行機がバンク角60°で定常旋回を行うには、水平定常飛行と比べて2倍の揚力が必要である。
問26 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
空中リスククラス(ARC)は飛行高度や空域種別に関係なく常に最高ランクのARC-dとして扱われ、軽減策で下げることはできない。
問27 システム
推力重量比(T/W)の安全飛行推奨値として最も適切なものはどれか。
  • 1. T/W<1.0
  • 2. T/W≧2.0
  • 3. T/W=1.0ぴったり
問28 システム
ホバリング中のマルチコプターの全推力は機体総重量(質量×重力加速度)と等しくなる必要があり、推力余裕(推力重量比)が1.0未満では離陸できない。
問29 システム
リモートIDの発信頻度は10秒に1回程度で十分とされ、Bluetooth・Wi-Fi等での発信は不要である。
問30 運航上のリスク管理
SORA運航リスク評価の起源として正しいものはどれか。
  • 1. JARUS(欧州主導の合同当局)
  • 2. 米国FAA
  • 3. 日本国土交通省
問31 操縦者及び運航体制
気温が高い(35℃以上)環境下では空気密度低下による推力低下とバッテリー劣化加速の両面から運航リスクが高まる。
問32 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
カテゴリーⅢ飛行で緊急対応に備えて対応手順を定め、訓練するときに考慮する項目について、教則に照らして誤っているものはどれか。
  • 1. GNSSによる位置の安定機能を用いない飛行訓練を行う
  • 2. 墜落時の安全優先順位を、あらかじめ明確にしておく
  • 3. 緊急着陸地点は、機体の寸法にかかわらず同じ広さで確保する
問33 操縦者及び運航体制
操縦者は離着陸地点周辺の地上要員(補助者・関係者)に対し、ローター回転中は機体に近づかないよう事前に明確に指示する責任がある。
問34 操縦者及び運航体制
操縦者が気象急変(雷雲接近・突風)に直面した場合の対応として最も適切なものはどれか。
  • 1. 直ちに運航中止・最寄りの安全な地点に着陸
  • 2. 技能証明があれば継続可
  • 3. 高度を上げて気象変化を回避
問35 システム
LiDARセンサーの主な用途として最も適切なものはどれか。
  • 1. 音声通信
  • 2. レーザー測距による3次元点群取得
  • 3. 可視光撮影のみ
問36 システム
FPV映像伝送における主要な課題はどれか。
  • 1. 伝送遅延(操縦タイミングへの影響)
  • 2. 音声が聞こえる
  • 3. 色再現性のみ
問37 システム
プロペラの回転方向(CW/CCW)の誤組による典型的な事故として最も適切なものはどれか。
  • 1. 飛行時間延長
  • 2. 推力方向逆転による離陸不能や飛行中の脱落事故
  • 3. 推力増加
問38 規則
民法上、土地所有権が及ぶ上空の範囲について最も適切な説明はどれか。
  • 1. 地表のみで上空には及ばない
  • 2. 高度300m以下のすべて
  • 3. 正当な利益のある限度において上下に及ぶ
問39 操縦者及び運航体制
操縦者の連続飛行時間管理として推奨される対応はどれか。
  • 1. 技能証明者は無制限に運航可
  • 2. 休憩不要
  • 3. 適切な休憩と連続時間の上限管理
問40 規則
カテゴリーⅡBで手続簡素化の対象となる条件として誤っているものはどれか。
  • 1. 最大離陸重量25kg以上の機体
  • 2. 立入管理措置を講じていること
  • 3. 危険物輸送および物件投下を伴わないこと
問41 操縦者及び運航体制
操縦者の薬剤服用に関する判断として最も適切なものはどれか。
  • 1. 市販薬は気にしなくてよい
  • 2. 主治医確認と運航基準による判断
  • 3. 医師処方薬は問題なし
問42 規則
進入表面・転移表面・水平表面等の空港等周辺空域内における飛行は、空港等管理者の同意に加え国土交通大臣の許可が必要である。
問43 操縦者及び運航体制
CRM(Crew Resource Management)はもともと有人航空の概念だが、ドローン運航にも応用され、操縦者・運航管理者・関係者間のコミュニケーション・意思決定・状況認識を体系的に管理する。
問44 システム
総重量1.5kgのドローンが安全な機動を行うために必要な最低推力として最も近い値はどれか(推力重量比2.0確保・g=9.8m/s²)。
  • 1. 14.7 N
  • 2. 29.4 N
  • 3. 19.6 N
問45 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
航続時間を最も的確に表す近似式はどれか。
  • 1. 利用可能エネルギー(Wh)÷ 巡航時の消費電力(W)
  • 2. バッテリー容量(Ah)÷ バッテリーの電圧(V)
  • 3. 巡航時の消費電力(W)÷ 巡航時の放電電流(A)
問46 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
SORAにおいてSAIL(安全性と保証のレベル)を決定する際に組み合わせる二つの指標はどれか。
  • 1. 最終GRCと残留ARC
  • 2. 初期GRCと初期ARC
  • 3. 残留ARCとOSOのロバスト性
問47 規則
技能証明の更新は学科・実地の再受験が義務付けられており、更新講習のみでは更新できない。
問48 操縦者及び運航体制
雷雲・積乱雲が発達している場合、雨が降っていなくても近づくと突風・ダウンバースト・雹・落雷の危険があるため、飛行を中止すべきである。
問49 操縦者及び運航体制
他の有人航空機(ヘリ・パラグライダー等)が接近した場合の対応として正しいものはどれか。
  • 1. 互いに譲る
  • 2. 無人機が優先
  • 3. 無人航空機が回避する(有人機優先)
問50 規則
目視外飛行とは操縦者の直接の目視によらない飛行をいい、双眼鏡・モニター・FPVゴーグルを通じた監視も直接の目視には含まれない。
問51 システム
LiPoバッテリー4Sの満充電時の総電圧として正しいものはどれか。
  • 1. 16.8V
  • 2. 14.8V
  • 3. 16.0V
問52 システム
5.7GHz帯ドローン業務用無線は技適マークがあれば無線局免許や無線従事者資格なく自由に使用できる。
問53 操縦者及び運航体制
マルチローターの離陸地点と操縦者・補助者との距離について、教則(一等)の運航計画の例として最も適切なものはどれか。
  • 1. 取扱説明書の記載にかかわらず、30m以上の距離をとる
  • 2. 補助者は機体の状態確認のため、1m程度まで近づいてよい
  • 3. 取扱説明書の推奨距離に従い、記載がなければ3m以上とる
問54 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
夜間飛行のリスク軽減を図るための対策として、教則に照らして適切なものはどれか。
  • 1. 夜間の飛行範囲を、送信機の画面で機体位置が分かる範囲とする
  • 2. 操縦者を、夜間の飛行訓練を修了した者に限って飛行させる
  • 3. 夜間の操縦者と補助者の連絡は、声の届く距離で口頭により行う
問55 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
カテゴリーⅢ飛行の許可・承認の申請書は、飛行開始予定日の10開庁日前までに国土交通省航空局へ提出すればよい。
問56 規則
カテゴリーⅡAは立入管理措置を講じた特定飛行のうち、最大離陸重量25kg以上の機体や危険物輸送・物件投下を伴うなどリスクの高い飛行をいう。
問57 システム
RTK-GNSSが実現する典型的な測位精度として正しいものはどれか。
  • 1. 数cm
  • 2. 1m前後
  • 3. 10m前後
問58 操縦者及び運航体制
夜間運航では目の暗順応に時間がかからず、明所から暗所に移動して直ちに最良の暗所視力が発揮できる。
問59 運航上のリスク管理
山岳地帯では、昼間は冷えた空気が山から谷へ吹き降りる山風が吹き、夜間は暖められた空気が谷を這い上がる谷風が吹く。
問60 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
カテゴリーⅢ飛行の機体選定では、故障箇所を減らすため、プロペラ及びモーターの数を飛行に必要な最低限の数にとどめた機体を使用することが推奨されている。
問61 操縦者及び運航体制
操縦者・運航管理者・地上監視員の役割分担を文書化することの目的として最も適切なものはどれか。
  • 1. 人件費削減
  • 2. コミュニケーション削減
  • 3. 役割明確化・緊急時の指揮命令系統確立
問62 システム
気温が低い環境ではLiPoバッテリーの内部抵抗が増加し、電圧降下が大きくなるため、ホバリング可能時間が著しく短縮する。
問63 操縦者及び運航体制
CRM(Crew Resource Management)の主要な対象スキルとして適切でないものはどれか。
  • 1. プロペラ整備技術
  • 2. 状況認識(SA)
  • 3. コミュニケーション
問64 カテゴリーIII高度実務・SORA詳細
フライアウェイ(意図しない制御不能飛行)への対策として最も適切なものはどれか。
  • 1. その場でホバリングさせ、通信や機体の回復を待ってから判断する
  • 2. 戻すことを前提とせず、近くの無人地帯に速やかに不時着させる
  • 3. フェールセーフの自動帰還に任せ、離陸地点に戻るのを待つ
問65 規則
第一種機体認証では、無人航空機が国土交通省令で定める安全基準に適合するかどうかについて、設計・製造過程及び現状の検査が行われる。
問66 操縦者及び運航体制
夜間飛行で機体に装備すべきものはどれか。
  • 1. 特になし
  • 2. 高反射テープのみ
  • 3. 灯火(位置標識灯)と姿勢識別装置
問67 運航上のリスク管理
カテゴリーⅢ運航における運航計画書は1度策定すればすべての運航に流用してよく、運航ごとの個別策定や代替着陸地点の記載は不要である。
問68 操縦者及び運航体制
風の局地循環として正しいものはどれか。
  • 1. 日中は陸風、夜間は海風
  • 2. 常に海風
  • 3. 日中は海風、夜間は陸風
問69 規則
重要文化財・国宝・史跡名勝の周辺でのドローン飛行は、航空法の規制対象に当たらなければ、所有者・管理者の定めや自治体の条例を確認する必要はない。
問70 操縦者及び運航体制
国土交通省航空局の標準マニュアルでは、原則として風速5m/s以上の状態では無人航空機を飛行させないこととされている。