問1
環境・設備
熱源・蓄熱に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. ヒートポンプのCOPは外気温と供給温度の差が大きいほど向上する
- 2. 蓄熱方式は夜間電力で蓄熱しピーク電力抑制に寄与する
- 3. コージェネは発電排熱を給湯・暖房に利用し総合効率を高める
- 4. 成績係数COPは出力熱量を投入エネルギーで除した値である
問2
法規
消防法上、防火管理者の選任を要するかどうかは、当該防火対象物の延べ面積のみで判断され、収容人員は考慮されない。
問3
法規
次のうち、建築基準法上「居室」に該当しないものはどれか。
- 1. 学校の教室
- 2. 事務所の事務室
- 3. 店舗の売場
- 4. 住宅の便所
問4
法規
鉄筋コンクリート造のコンクリートの長期許容圧縮応力度として、最も適切なものはどれか(設計基準強度をFcとする)。
- 1. Fc/2
- 2. Fc/3
- 3. Fc
- 4. 2Fc
問5
計画
スケルトン・インフィル住宅は、構造躯体(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を一体不可分に設計し、改修時には躯体ごと更新することを前提とした方式である。
問6
計画
西洋の近代建築運動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. アール・ヌーヴォーは曲線・植物文様を多用した世紀転換期の装飾運動である
- 2. バウハウスは古典様式の復興を目的とした19世紀の建築運動である
- 3. デ・ステイルは直線と原色による幾何学的な構成を志向した運動である
- 4. 国際様式(インターナショナルスタイル)は無装飾・機能性を重視した
問7
計画
VE(バリューエンジニアリング)・コスト計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. VEは価値=機能/コストを高め、機能維持・向上とコスト低減を目指す
- 2. VEは機能を低下させてでもコストを削減することを本質とする手法である
- 3. VE提案は施工完了後に行うほどコスト改善効果が大きくなる
- 4. LCCは初期建設費のみを比較してコストの優劣を判断する手法である
問8
構造(力学・計算)
地震地域係数Zは全国一律で1.0と定められており、地域による地震活動度の差は考慮されない。
問9
施工
建築工事における工事監理に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 1. 資材の発注・調達を行う業務である
- 2. 施工者が行う日々の施工管理と同一の業務である
- 3. 工事の予算管理のみを行う業務である
- 4. 設計図書と照合し設計図書どおり施工されているか確認する
問10
計画
建築生産における設計施工分離(分離発注)方式は、設計者と施工者を別々に選定する方式で、設計内容の第三者性が保たれやすいが、施工性に関する設計者と施工者の連携は限定的になりやすい。
問11
構造(力学・計算)
偏心率は重心と剛心のずれを弾力半径で除した値で、偏心率が大きいほどねじれ振動が生じにくく耐震上有利である。
問12
環境・設備
気密・熱負荷に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 気密性能を表すC値は値が小さいほど気密性能が高い
- 2. 気密性が高いと漏気による熱損失は大きくなる
- 3. 気密性が低いほど計画換気は安定する
- 4. 相当外気温度は日射吸収率が低い明色面ほど高くなる
問13
構造(力学・計算)
トラスにおいて節点に外力が作用せず3部材が集まり、そのうち2部材が一直線上にある場合、残る1部材の軸力はゼロ(ゼロメンバー)となる。
問14
5科目横断・計算演習
外壁の熱貫流率U値は、室内外の熱伝達抵抗と各層の熱伝導抵抗の合計(熱貫流抵抗R)の逆数として求める。各層の熱伝導抵抗は厚さを熱伝導率で除した値である。
問15
5科目横断・計算演習
設計基準強度Fc=27N/平方ミリメートルのコンクリートについて、長期許容圧縮応力度(Fc/3)として正しいものはどれか。
- 1. 18N/平方ミリメートル
- 2. 9N/平方ミリメートル
- 3. 13.5N/平方ミリメートル
- 4. 27N/平方ミリメートル
問16
5科目横断・計算演習
防火区画のうち面積区画は、主要構造部を耐火構造とした建築物で、原則として床面積3000平方メートル以内ごとに区画すればよく、スプリンクラーの有無による緩和規定はない。
問17
構造(各種構造・材料)
木材・木質材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1. 木材の許容応力度は荷重の継続時間が長いほど大きくしてよい
- 2. 繊維方向の強度は繊維直角方向より大きい
- 3. 含水率が繊維飽和点以下で低下すると収縮し強度が増す
- 4. 集成材は乾燥したひき板を積層接着し品質のばらつきを低減した材である
問18
5科目横断・計算演習
日影規制(法56条の2)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1. 夏至日の日影時間を規制する
- 2. 全ての用途地域で一律に適用される
- 3. 日影規制に高さの測定面の概念はない
- 4. 冬至日の一定時間帯に測定面に生じる日影時間を敷地境界から5m・10mのラインで規制する
問19
法規
建築物の階段に代わる傾斜路(スロープ)の勾配は、施行令上1/4を超えてはならず、表面は平滑な材料で仕上げなければならない。
問20
構造(力学・計算)
断面積A=2,000mm²、最小断面二次モーメントImin=1.8×10⁶mm⁴、座屈長さlk=3,000mmの柱の細長比λに最も近い値はどれか。
- 1. 100
- 2. 33
- 3. 300
- 4. 60
問21
環境・設備
内部結露を防止するため、断熱層の室内側(高温側)に防湿層を設けて水蒸気の侵入を抑えるのが原則である。
問22
環境・設備
壁体内の中空層の熱抵抗は、空気層の厚さを2cm程度を超えて大きくしても、対流が生じるためほとんど増加しない。
問23
5科目横断・計算演習
屋外の壁・柱・床・梁で直接土に接する部分の鉄筋に対するかぶり厚さは、建築基準法施行令により4cm以上を確保しなければならない。
問24
構造(力学・計算)
両端固定の梁(スパンL)の中央に集中荷重Pが作用するとき、固定端(材端)に生じる曲げモーメントの絶対値として正しいものはどれか。
- 1. PL/4
- 2. PL/8
- 3. PL/12
- 4. PL/2
問25
5科目横断・計算演習
建築物の一次エネルギー消費量基準において、設計一次エネルギー消費量を基準一次エネルギー消費量で除した値であるBEIは、1.0以上であれば省エネ基準に適合する。
問26
施工
コンクリートの調合において、単位水量を大きくした場合に一般に生じる影響として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 乾燥収縮が大きくなる
- 2. 耐久性が向上する
- 3. ブリーディングが増加する
- 4. 圧縮強度が低下する
問27
環境・設備
電気設備に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. LED照明は長寿命だが調光制御には対応できない
- 2. 電圧降下は幹線を太くし配線こう長を短くすると抑えられる
- 3. 契約電力50kW以上では原則として高圧受電となる
- 4. 漏電遮断器は地絡電流を検出して回路を遮断する
問28
構造(力学・計算)
振動特性係数Rtに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1. 地域の地震活動度に応じて定まる
- 2. 固有周期と地盤種別に応じて定まり最大1.0である
- 3. 高さ方向の地震力分布を表す
- 4. 重量と剛性の比のみで定まる
問29
5科目横断・計算演習
鉄筋コンクリート柱(断面500mm×500mm)の屋外側のかぶり厚さとして、施行令の最低基準を満たす値のうち最も小さいものはどれか。
- 1. 30mm
- 2. 20mm
- 3. 60mm
- 4. 40mm
問30
施工
鉄筋のガス圧接継手の品質基準として、圧接部のふくらみの直径の標準として最も適当なものはどれか。
- 1. 鉄筋径の2.0倍以上
- 2. 鉄筋径の1.0倍以上
- 3. 鉄筋径の1.4倍以上
- 4. 鉄筋径の0.7倍以上
問31
計画
住宅計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 食寝分離は食事の場と就寝の場を別室化する近代住宅計画の基本概念である
- 2. コートハウスは外部に大きく開放しプライバシーを犠牲にする住宅形式である
- 3. 公私室分離は接客等の公的空間と家族の私的空間を分離する考え方である
- 4. LDKは居間・食事室・台所を一体化した住空間の構成である
問32
環境・設備
力率改善・受変電に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 進相コンデンサの設置は設備容量の余裕をなくす
- 2. 進相コンデンサの設置は力率を改善し設備容量に余裕を生む
- 3. 力率が低いほど電力損失は小さくなる
- 4. 力率は皮相電力と有効電力の関係とは無関係である
問33
構造(各種構造・材料)
RC造の柱のせん断補強筋比pwを大きくしたときの効果として、最も適切なものはどれか。
- 1. せん断耐力が増し曲げ降伏先行の靱性的破壊に誘導しやすい
- 2. 曲げ耐力が増しせん断破壊が先行しやすくなる
- 3. 軸耐力のみが増しせん断・曲げには無関係である
- 4. せん断耐力が低下し脆性破壊しやすくなる
問34
法規
建築基準法上の「特定行政庁」とは、建築主事を置く市町村の区域についても、その他の市町村の区域についても、一律に都道府県知事をいう。
問35
5科目横断・計算演習
第一種低層住居専用地域における北側斜線制限で、真北方向の隣地境界線から水平距離6mの地点での高さ限度として正しいものはどれか(立上り5m・勾配1.25)。
- 1. 7.5m
- 2. 12.5m
- 3. 10.0m
- 4. 17.5m
問36
法規
建築協定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 全員合意で定め特定行政庁の認可後の承継人にも効力が及ぶ
- 2. 過半数の合意で成立し承継人には効力が及ばない
- 3. 特定行政庁の認可は不要である
- 4. 建築協定は建築基準法に規定がない
問37
構造(力学・計算)
1質点系の固有周期Tは質量mが大きいほど短く、ばね剛性kが大きいほど長くなり、T=2π√(k/m)で表される。
問38
計画
景観法に基づく景観計画区域では、建築物の形態・色彩・高さ等について届出・勧告等により規制誘導でき、景観行政団体が定める景観計画に基づき運用される。
問39
環境・設備
自動火災報知設備の感知器のうち、差動式スポット型は周囲温度が一定温度に達したときに作動する定温式の感知器である。
問40
環境・設備
通気管は排水管内の圧力変動を緩和してトラップの封水を保護するとともに、排水の流れを円滑にする役割をもつ。
問41
法規
防火地域内に新築する建築物のうち、必ず耐火建築物等としなければならないものとして最も適切なものはどれか。
- 1. 延べ面積80㎡の2階建ての建築物
- 2. 地階を含む階数3以上または延べ面積100㎡超の建築物
- 3. 延べ面積50㎡の平家建ての建築物
- 4. 延べ面積90㎡の平家建ての建築物
問42
法規
建築士事務所における重要事項説明に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 契約締結前に管理建築士等が重要事項を書面交付して説明する
- 2. 重要事項の説明は契約締結後でよい
- 3. 重要事項説明は口頭のみで足りる
- 4. 重要事項説明の義務は建築士法にない
問43
構造(力学・計算)
単純梁の中央に集中荷重P=12kNが作用するとき、中央の最大曲げモーメントの値として正しいものはどれか。ただしL=6mとする。
- 1. 18kN・m
- 2. 12kN・m
- 3. 36kN・m
- 4. 9kN・m
問44
5科目横断・計算演習
外壁が室内側熱伝達抵抗0.11、コンクリート150mm(熱伝導率1.6W/(m・K))、断熱材50mm(熱伝導率0.04W/(m・K))、外気側熱伝達抵抗0.04で構成される。熱貫流率U値として最も近いものはどれか。
- 1. 約0.67W/(平方メートル・K)
- 2. 約1.49W/(平方メートル・K)
- 3. 約0.40W/(平方メートル・K)
- 4. 約2.10W/(平方メートル・K)
問45
計画
美術館・博物館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 収蔵庫は温湿度を一定に保つため二重壁・空調による環境制御を行う
- 2. 頂光採光は壁面照度を均一にしやすいが直射光の遮蔽処理を要する
- 3. 展示室の動線は逆戻りや交差を避け一筆書きの順路となるよう計画する
- 4. 日本画・染織等の光に弱い資料は油彩画より高照度の展示が望ましい
問46
構造(各種構造・材料)
S造のトラス構造は、節点を剛接合と仮定するため各部材に大きな曲げモーメントが生じる構造形式である。
問47
施工
解体工事に関する法令上の留意事項として、最も適当なものはどれか。
- 1. 石綿(アスベスト)の事前調査は不要である
- 2. 解体で生じた廃材は分別せず一括処分してよい
- 3. 特定建設資材の分別解体・再資源化が義務付けられる
- 4. 騒音・振動・粉じんへの配慮は不要である
問48
5科目横断・計算演習
建築基準法における延べ面積は、原則として各階の床面積の合計だが、容積率算定上は自動車車庫等の床面積を一定限度(延べ面積の1/5まで)算入しないことができる。
問49
環境・設備
パッシブデザインに関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. ダブルスキンは中間空気層を換気し日射熱負荷を低減できる
- 2. ライトシェルフは直射日光をそのまま室奥に取り込む装置である
- 3. 庇は夏季の日射を遮り冬季の日射取得を確保できる
- 4. 通風を計画すると中間期の冷房負荷を低減できる
問50
構造(各種構造・材料)
木材の含水率が繊維飽和点(約30%)以下になると、含水率の低下に伴い乾燥収縮が進み、強度は増大する傾向がある。
問51
5科目横断・計算演習
建蔽率は敷地面積に対する建築面積の割合であり、角地で特定行政庁が指定する場合や、防火地域内の耐火建築物の場合に、それぞれ10%の緩和を受けられる。
問52
構造(力学・計算)
曲げモーメントMとせん断力Q、分布荷重wの間に成立する微分関係として正しいものはどれか。
- 1. dM/dx=w かつ dQ/dx=M
- 2. dM/dx=−Q かつ dQ/dx=w²
- 3. M=Q かつ Q=w
- 4. dM/dx=Q かつ dQ/dx=−w
問53
計画
劇場のアリーナ形式(中央舞台形式)は、客席が舞台を四方から囲む形式で、観客と演者の一体感が高い反面、背景装置の設置や演者の死角処理が難しい。
問54
法規
構造計算が必要な建築物のうち高さが60mを超える超高層建築物については、保有水平耐力計算(ルート3)により安全性を確認すれば、時刻歴応答解析および国土交通大臣の認定は不要である。
問55
環境・設備
音の強さのレベルが10デシベル増加すると、音の強さ(エネルギー)は約2倍になる。
問56
構造(力学・計算)
長方形断面(幅b・高さh)の図心軸まわりの断面二次モーメントはI=bh³/12、断面係数はZ=bh²/4である。
問57
構造(各種構造・材料)
RC造の柱梁接合部は、地震時に大きなせん断力が作用するため帯筋を密に配置してせん断破壊を防止し、梁主筋の定着を十分に確保する必要がある。
問58
施工
鉄骨工事の建方において、建入れ直しは建方の進行とともに小区画ごとに行うのが望ましく、建物全体の鉄骨を組み立て終えてから一括して建入れ直しを行うと修正が困難になるため避ける。
問59
環境・設備
結露に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 表面結露防止には表面温度を露点温度より高く保つ
- 2. 露点温度は相対湿度が100パーセントに達する温度である
- 3. 熱橋部は表面温度が下がり結露しやすい
- 4. 内部結露防止には断熱層の室外側に防湿層を設けるのが原則である
問60
法規
道路斜線制限における前面道路の反対側の境界線からの適用距離は、用途地域および容積率の限度に応じて定められ、容積率が小さいほど適用距離は長くなる傾向がある。
問61
構造(力学・計算)
偏心率Reの規定値に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1. 0.6以上とする
- 2. 1.0以上とする
- 3. 0.15以下とする
- 4. 0.3以上とする
問62
法規
日影規制(法56条の2)は、商業地域・工業地域・工業専用地域には適用されず、対象区域は地方公共団体の条例で指定する。
問63
環境・設備
床衝撃音のうち、子どもの飛び跳ねなど重く柔らかい衝撃源による音は軽量床衝撃音と呼ばれ、L値が小さいほど遮音性能が低い。
問64
法規
直上階の居室の床面積の合計が200㎡を超える地上階の階段では、けあげ24cm以下・踏面20cm以上・階段および踊場の幅120cm以上が原則として必要である。
問65
5科目横断・計算演習
敷地面積250平方メートル、指定建蔽率50%、防火地域内の耐火建築物かつ角地指定を受けた場合の最大建築面積として正しいものはどれか。
- 1. 175平方メートル
- 2. 125平方メートル
- 3. 150平方メートル
- 4. 200平方メートル
問66
計画
図書館のキャレル(個人閲覧席)は、利用者が集中して学習・調査できるよう間仕切りで区画した個室的な閲覧席で、研究図書館や大学図書館で多く採用される。
問67
計画
尺貫法に基づく日本の在来木造の基準寸法では、1間は通常6尺(約1,818mm)であり、京間(関西間)は江戸間(関東間)より畳一枚の寸法が大きい。
問68
5科目横断・計算演習
壁の熱貫流率U値が0.5W/(平方メートル・K)、壁面積30平方メートル、室内外温度差が18Kのとき、この壁を通過する熱流量として正しいものはどれか。
- 1. 270W
- 2. 540W
- 3. 150W
- 4. 90W
問69
環境・設備
ファンコイルユニット方式は、各室の小型機で冷温水により空気を処理する水方式で、室ごとの個別制御性に優れるが外気導入は別途必要となる。
問70
5科目横断・計算演習
住居系地域(隣地斜線:立上り20m・勾配1.25)において、隣地境界線から水平距離8mの地点での隣地斜線による高さ限度として正しいものはどれか。
- 1. 20.0m
- 2. 30.0m
- 3. 25.0m
- 4. 10.0m
問71
5科目横断・計算演習
ある木造2階建ての1階床面積が60平方メートル、地震力に対する必要壁量の係数が29cm/平方メートルのとき、1階に必要な壁量(壁長さ換算)として正しいものはどれか。
- 1. 174cm
- 2. 2.07cm
- 3. 89cm
- 4. 1740cm
問72
法規
建築士法上、一級建築士でなければ設計・工事監理をしてはならない建築物として、最も適切なものはどれか。
- 1. 延べ面積100㎡の木造2階建て住宅
- 2. 延べ面積500㎡を超える学校
- 3. 延べ面積200㎡の木造平家建て店舗
- 4. 延べ面積30㎡の木造倉庫
問73
構造(各種構造・材料)
杭基礎の支持杭は杭先端を硬い支持層に到達させ先端支持力で荷重を支え、摩擦杭は周面摩擦力を主体に荷重を支える。
問74
計画
事務所の机上面で文書作業を行う場合の必要照度は、JISの照度基準で概ね50〜100lx程度で十分とされ、廊下や便所等の共用部と同程度の照度に設定される。
問75
構造(力学・計算)
ある階の地震用重量Wi、その階の地震層せん断力係数Ciを用いた地震層せん断力Qiを表す式として正しいものはどれか。
- 1. Qi=Ci/Wi
- 2. Qi=Ci×Wi
- 3. Qi=Ci²×Wi
- 4. Qi=Wi/Ci
問76
計画
近隣住区論(C.A.ペリー)は、小学校を中心に住区を構成し、住区内に通過交通を引き込んで利便性を高めることを基本原則とした計画理論である。
問77
施工
外壁の張り石工事における乾式工法の特徴として、最も適当なものはどれか。
- 1. 石材と躯体を全面密着させる
- 2. 裏込めモルタルで全面接着する
- 3. 白華(エフロレッセンス)が生じやすい
- 4. ファスナーで石を取り付け地震時の変形に追従しやすい
問78
構造(力学・計算)
中心圧縮を受ける長柱の弾性座屈荷重はPk=π²EI/lk²で表され、座屈長さlkが大きいほど座屈荷重は小さくなる。
問79
計画
建築計画における寸法・人体寸法の標準値に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 車椅子用スロープの勾配は屋内で1/4以下とするのが望ましい
- 2. 階段手すりの高さは床面から150cm程度とするのが一般的である
- 3. 車椅子同士がすれ違う廊下の有効幅員は60cm程度で十分である
- 4. 車椅子の方向転換に必要な床面は直径150cm程度の円が目安である
問80
環境・設備
明順応に比べ暗順応は完了までに要する時間が短く、明るい場所から暗い場所へ移ると速やかに目が慣れる。
問81
5科目横断・計算演習
鉄筋コンクリート部材の許容応力度設計において、コンクリートの長期許容圧縮応力度は設計基準強度Fcの1/1.5(=2/3)、短期は1/3を基本とする。
問82
法規
住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)上、新築住宅の請負人・売主は、構造耐力上主要な部分等について、引渡しから5年間に限り瑕疵担保責任(契約不適合責任)を負えば足りる。
問83
構造(各種構造・材料)
SRC造は内蔵する鉄骨が地震時の靱性を高め、RC造に比べ大きな変形能力を持つが、施工はRC造より複雑でコストも高い。
問84
環境・設備
排水・通気設備に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 通気管は排水管内の圧力変動を緩和し封水を保護する
- 2. 二重トラップは排水の流れを阻害するため禁止されている
- 3. 排水トラップの封水深は浅いほど破封しにくい
- 4. クロスコネクションは衛生上禁止されている
問85
5科目横断・計算演習
隣地斜線制限は住居系地域では立上り31m+勾配2.5、その他の地域では立上り20m+勾配1.25を基本とし、低層住居専用地域・田園住居地域でも一律に適用される。
問86
5科目横断・計算演習
ネットワーク工程表のクリティカルパスとは、各作業のトータルフロート(余裕)が最大となる経路であり、この経路の作業は工期短縮の対象とならない。
問87
5科目横断・計算演習
建築基準法令の階層構造において、最も上位の根拠となるものから順に並べたとき、正しい順序はどれか。
- 1. 施行令→法→告示→施行規則
- 2. 告示→施行規則→施行令→法
- 3. 法→施行令→施行規則→告示
- 4. 施行規則→法→施行令→告示
問88
5科目横断・計算演習
次の住居系地域における採光補正係数の組合せのうち、採光関係比率D/Hが0.4のときの補正係数として正しいものはどれか。なお住居系の算定式はD/H×6−1.4とする。
- 1. 1.0
- 2. 1.4
- 3. 2.4
- 4. 0.6
問89
施工
土工事における掘削底面の安定に関する現象のうち、砂質地盤で地下水の上向き浸透流により砂が湧き上がり、地盤が支持力を失う現象を何というか。
- 1. 盤ぶくれ
- 2. ヒービング
- 3. パイピング
- 4. ボイリング
問90
計画
ハワードの田園都市(ガーデンシティ)構想は、都市と農村の長所を結合し、周囲を農地(グリーンベルト)で囲み人口・規模を制限した自立的な都市を提案したものである。
問91
構造(力学・計算)
材長L=2,000mm、断面積A=1,000mm²、ヤング係数E=2.0×10⁵N/mm²の鋼材に引張力N=100kNが作用するときの伸びΔLの値として正しいものはどれか。
- 1. 0.5mm
- 2. 2.0mm
- 3. 5.0mm
- 4. 1.0mm
問92
構造(力学・計算)
単純梁の中央に集中荷重Pが作用するとき、最大曲げモーメントはM=PL/4、最大せん断力はP/2となる(Lはスパン)。
問93
施工
QC七つ道具のうち、二つの対になったデータの相関関係を点の散らばり方で把握するために用いる図はどれか。
- 1. ヒストグラム
- 2. 特性要因図
- 3. 管理図
- 4. 散布図
問94
構造(各種構造・材料)
木造の基礎形式は地盤の長期許容応力度にかかわらず自由に選定してよく、軟弱地盤でも布基礎を用いれば足りる。
問95
施工
鉄骨工事の高力ボルト摩擦接合における摩擦面の処理として、すべり係数0.45以上を確保するために最も適当なものはどれか。
- 1. 鏡面に研磨した面とする
- 2. 防錆塗料を塗布した面とする
- 3. 油を塗って滑りやすくした面とする
- 4. ブラスト処理または赤錆を発生させた面とする
問96
施工
場所打ちコンクリート杭のアースドリル工法では、鋼製ケーシングチューブを揺動圧入して孔壁を保護するため安定液を一切用いず、コンクリートはトレミー管を使わずホッパーから自由落下させて打設するのが原則である。
問97
施工
鉄筋のかぶり厚さは、耐久性・耐火性・付着力の確保のために設けるもので、設計かぶり厚さは構造体に必要な最小かぶり厚さに施工誤差を見込んだ値とし、最小かぶり厚さより小さく設定してはならない。
問98
構造(各種構造・材料)
免震構造は積層ゴム等のアイソレータとダンパーを設けて建物の固有周期を長くし、地震入力を低減して上部構造の応答加速度を小さくする。
問99
5科目横断・計算演習
前面道路幅員6mの敷地で、建築物を道路境界線から2m後退させた。住居系(道路斜線勾配1.25)における、起点から水平距離10mの地点での道路斜線による高さ限度として正しいものはどれか。
- 1. 7.5m
- 2. 12.5m
- 3. 10.0m
- 4. 15.0m
問100
構造(力学・計算)
両端ピン支持で材長L=4m、ヤング係数E、断面二次モーメントIの柱の弾性座屈荷重(オイラー座屈荷重)の式として正しいものはどれか。
- 1. Pk=π²EI/16
- 2. Pk=π²EI/4
- 3. Pk=π²EI/64
- 4. Pk=π²EI/8
問101
構造(力学・計算)
モールの定理(弾性荷重法)は、実梁の曲げモーメント図M/EIを弾性荷重として共役梁に載荷することで、たわみ角・たわみを求める方法である。
問102
構造(力学・計算)
形状係数(塑性断面係数Zpと弾性断面係数Zの比)は、いかなる断面形状でも常に1.5で一定である。
問103
環境・設備
高置水槽方式は、揚水ポンプで屋上水槽へ汲み上げ重力で各所に給水する方式で、断水時にも水槽内の水を一定量利用できるが、上層階ほど給水圧は高くなる。
問104
構造(各種構造・材料)
制振部材に分類されるものとして、最も適切なものはどれか。
- 1. オイルダンパー・履歴系ダンパー
- 2. 積層ゴムアイソレータ
- 3. ホールダウン金物
- 4. 高力ボルト
問105
計画
都市計画の理論・人物に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 田園都市論はC.A.ペリーが提唱した小学校中心の住区理論である
- 2. 近隣住区論はル・コルビュジエが提唱した高層集合住宅の理論である
- 3. ラドバーンは歩車分離を実現した自動車時代の住宅地計画である
- 4. 輝く都市はE.ハワードが提唱した低密度の田園都市構想である
問106
5科目横断・計算演習
RC梁の引張鉄筋断面積at=1200平方ミリメートル、鉄筋の長期許容引張応力度ft=195N/平方ミリメートル、応力中心間距離j=450mmとして、許容曲げモーメントMを略算M=at・ft・jで求めたとき最も近いものはどれか。
- 1. 約234kN・m
- 2. 約105kN・m
- 3. 約53kN・m
- 4. 約12kN・m
問107
環境・設備
第1種機械換気は給気・排気ともに送風機で行う方式で、室内圧を正圧にも負圧にも調整でき、手術室やクリーンルームに適する。
問108
5科目横断・計算演習
外皮平均熱貫流率UA値は、外皮総熱損失量を外皮総面積で除した値であり、値が大きいほど断熱性能が高い。
問109
環境・設備
LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて発光効率が高く長寿命であるが、調光制御には対応できない。
問110
構造(力学・計算)
単純梁全体に等分布荷重wが作用するとき、せん断力が0となり曲げモーメントが最大となる位置はどこか。
- 1. 支点位置
- 2. 支点から1/4の位置
- 3. 梁中央
- 4. 支点から1/3の位置
問111
計画
高齢者・障害者配慮において、車椅子使用者が回転(180度方向転換)するために必要な床のスペースは、一般に直径1,500mm程度の円が確保できることが目安とされる。
問112
構造(各種構造・材料)
地震力の算定に用いる地震層せん断力係数Ciの高さ方向の傾向として、最も適切なものはどれか。
- 1. 下階ほど大きくなる
- 2. 上階ほど大きくなる
- 3. 全階で一定である
- 4. 建物重量に反比例する
問113
計画
商業施設・複合施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 核店舗(マグネット)は集客力が高く回遊を促すよう分散配置するとよい
- 2. モールは来客の進入を遮断するための壁状の仕切り要素である
- 3. アトリウムは吹抜けの大空間で採光・回遊・賑わいの中心となる
- 4. 店舗動線と管理(バックヤード)動線は分離するのが望ましい
問114
構造(力学・計算)
等分布荷重を受ける単純梁の最大たわみは支点直上に生じ、その値はδ=wL⁴/8EIである。
問115
構造(各種構造・材料)
コンクリートの中性化が鉄筋位置まで進行すると、鉄筋を覆う不動態被膜が安定して鉄筋は腐食しにくくなる。
問116
構造(各種構造・材料)
建物の偏心率が大きい場合に地震時に生じやすい現象として、最も適切なものはどれか。
- 1. 剛性の大きい構面のみが先行して降伏する
- 2. 建物全体が一様に並進し損傷は均等になる
- 3. ねじれ振動を生じ剛性の小さい構面に変形・損傷が集中する
- 4. 上下方向の振動が増大し基礎が浮き上がる
問117
5科目横断・計算演習
北側斜線制限は第一種・第二種低層住居専用地域および田園住居地域では、隣地境界線上の高さ5mに勾配1.25を加えた線とし、第一種・第二種中高層住居専用地域では真北方向の前面道路反対側または隣地境界の高さ10mに勾配1.25を加える。
問118
構造(力学・計算)
両端固定の梁(スパンL)に等分布荷重wが全長に作用するとき、固定端に生じる曲げモーメントの絶対値として正しいものはどれか。
- 1. wL²/8
- 2. wL²/12
- 3. wL²/24
- 4. wL²/16
問119
5科目横断・計算演習
建築物の容積率算定上、自動車車庫の床面積を不算入とできる上限(延べ面積の1/5)に関する設問である。延べ面積1000平方メートルのとき、容積率算定対象から除外できる車庫面積の上限として正しいものはどれか。
- 1. 100平方メートル
- 2. 200平方メートル
- 3. 333平方メートル
- 4. 500平方メートル
問120
5科目横断・計算演習
型枠工事において、柱(断面600mm×600mm、高さ3.0m)1本に必要な型枠面積として正しいものはどれか(柱の4側面で算定)。
- 1. 3.6平方メートル
- 2. 1.08平方メートル
- 3. 10.8平方メートル
- 4. 7.2平方メートル
問121
5科目横断・計算演習
等分布荷重w=10kN/m、スパンL=6mの単純梁の最大曲げモーメントMmaxとして正しいものはどれか(Mmax=wL2/8)。
- 1. 30kN・m
- 2. 90kN・m
- 3. 15kN・m
- 4. 45kN・m
問122
環境・設備
二重トラップは、排水の流れを阻害するため衛生上禁止されており、一つの排水経路には1個のトラップとするのが原則である。
問123
5科目横断・計算演習
壁の長さ4m、高さ3mの両面に型枠を設置する場合の型枠面積として正しいものはどれか。
- 1. 12平方メートル
- 2. 48平方メートル
- 3. 24平方メートル
- 4. 7平方メートル
問124
計画
学校の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 特別教室型は普通教科を学級教室、実験等を特別教室で行う方式である
- 2. 教科教室型は教科専用教室を設け生徒が移動し、ホームベースが必要となる
- 3. 総合教室型は中学・高校で生徒が各教科専用の教室へ移動する方式である
- 4. オープンスクールは多目的スペースと一体化し多様な学習形態に対応する
問125
施工
コンクリートのスランプは大きいほど施工性(ワーカビリティー)が向上し材料分離も生じにくくなるため、ポンプ圧送性を高める目的でスランプは可能な限り大きく設定することが望ましい。